愛知県名古屋市にROSA Kneeシステムが初導入
名古屋市守山区に位置する医療法人善樹会樋口整形外科人工関節クリニックは、2023年1月に映画で注目を集めている人工関節手術支援ロボット「ROSA Kneeシステム」を導入しました。これにより、東海・近畿・北陸地方の整形外科クリニックにおいて、同システムの導入は初めてとなり、名古屋市内でも大学病院に次いで3台目、民間医療機関では初という歴史的意味を持っています。
ROSA Kneeシステムの特徴
ROSA Kneeシステムは、人工膝関節置換術において、甲高に執刀医を支援するロボティクス技術の結集です。六軸の多関節ロボットアームと光学カメラユニットが連携し、膝の位置を正確に把握。これにより、必要な骨切り量は0.5mm単位、角度は0.5°単位で調整可能という高精度な手術が可能となります。従来の手術方法では数ミリの誤差が避けられませんでしたが、ROSA Kneeの導入によって、これらの誤差は大幅に減少します。
内覧会の案内
樋口整形外科人工関節クリニックでは、2023年1月28日と29日の2日間、10時から15時にかけて内覧会を開催します。この機会に、地域住民の方々やメディア関係者に向けて、ROSA Kneeシステムや手術室、高度医療機器を広く一般に公開し、実際の利用環境を見学することができます。事前のアポイントにより、院長への取材も受け付けております。
樋口整形外科の歴史と貢献
樋口整形外科は、1984年に名古屋市守山区で初めて整形外科クリニックを開業し、約40年に渡って地域医療に貢献してきました。これからも、ROSA Kneeシステムを含む最新の医療機器を兼ね備え、訪れる患者様により質の高い医療サービスを提供し続けることが期待されています。院長の樋口善俊医師は、名古屋大学の付属病院や愛知医療センターでの経験をもとに、各種学会でも評価を受けた実績を持ち、その技術と知識を地域医療へと還元しています。
手術の進化と患者様への影響
ROSA Kneeシステムの導入により、手術の精度が向上し、患者様にかかる負担も軽減されます。これにより、術後のQOL(生活の質)が改善されることが期待されており、長期的な満足度の向上にも寄与します。また、保険適応として安心して利用できる面も魅力的です。最新技術を活用した新たな治療法として、多くの方に周知されることが望まれます。
お問い合わせ情報
樋口整形外科人工関節クリニックへのご質問や取材申し込みは、以下の連絡先にお願いいたします。
住所:愛知県名古屋市守山区喜多山1丁目6−18
TEL:052-795-2300
FAX:052-795-2398
E-mail:
[email protected]
この内覧会は、最新の医療技術に触れる貴重な機会です。ぜひご参加ください。