四国大学に新たに誕生した「TAG-RI-BA STUDIO」
四国大学のキャンパス内に、令和4年8月19日、新しい多目的ライブ配信スタジオ「TAG-RI-BA STUDIO」がオープンしました。このスタジオの設立は地域との連携を深め、共に課題解決を目指す新たな拠点として注目を集めています。
オープニングセレモニーの開催
オープニングセレモニーは、四国大学の古川キャンパス内で行われ、学長の松重和美氏が挨拶をし、TAG-RI-BA STUDIOのコンセプトや展望に言及しました。また、徳島県知事の飯泉嘉門氏や、マウスコンピューター代表取締役社長の小松永門氏も出席し、祝辞を述べました。
セレモニーのプログラム
1. 学長の挨拶
2. 徳島県知事による祝辞
3. TAG-RI-BAのコンセプト説明
4. マウスコンピューターによる機器の紹介
5. 四国大学eスポーツ部によるデモンストレーション
特に、デモンストレーションでは「ストリートファイターV チャンピオンエディション」のプレイが行われ、盛況を博しました。この様子は参加者にとって刺激的かつ実践的な体験となりました。
TAG-RI-BAの意義と展望
「TAG-RI-BA STUDIO」は「いつでもどこでも、つながる。学べる。発信できる。」をテーマにしており、教育関係者や地域住民が共に使えることを目指しています。この施設では、学生や教職員が利用できるプロ仕様の配信機材を完備しており、大学関連のウェビナーや動画制作が行える機会を提供します。
このスタジオは、地域との密な関係を築きながら、社会課題を解決するための「共創の場」として機能します。四国大学は、地方公共団体や企業とのパートナーシップを強化し、産学官連携を進めていく計画です。
TAG-RI-BA STUDIOの設置目的
このスタジオは、学外向けのPRや地域連携のために有効なスペースとして設計されています。主な機能には以下が含まれます。
- - スタジオを基盤にした大学関連ウェビナーの配信
- - ライブ配信技術に関する演習や研修
- - 高度な遠隔授業の提供
- - 四国大学放送局による定期的な情報発信
このように、TAG-RI-BA STUDIOは、学生や教職員の新たな学びの場として大きな期待が寄せられています。
学生への価値
四国大学では、学生に対して「社会人基礎力」や「情報処理技術力」を強化する教育を行っており、TAG-RI-BA STUDIOはその実践の場にもなっています。ここでの経験は、学生が社会に出る際のアピールポイントになります。また、地域とのつながりを深めることで、地域の課題を理解し、それに貢献する機会を提供します。
名前の由来とコンセプト
「TAG-RI-BA」は、「Study Cafeteria TAG-RI-BA」のコンセプトをもとにした名付けです。この場所では、さまざまな人々が出会い、学ぶことができる場を提供する意義があります。また、「STUDIO」という言葉が加わることで、情報を発信する場所であることが強調されています。
ワークショップと今後の展開
オープン当日には、ライブメディアクリエイターのノダタケオ氏によるワークショップも行われ、四国大学放送局の学生たちが参加しました。このワークショップでは、実践的な配信技術を学び、今後のライブ配信に活かされることが期待されています。
まとめ
「TAG-RI-BA STUDIO」は、四国大学の新たな教育の柱として地域と連携し、未来を見据えた教育の拠点となることでしょう。これにより、地域社会の中での役割を見直し、より良い未来を共に創っていくことが期待されます。