テラスカイ、Salesforceと連携した最新AIツール「mitoco AI」Ver.3.0を発表

株式会社テラスカイが「mitoco AI」Ver.3.0をリリース

株式会社テラスカイ（本社：東京都中央区、代表取締役CEO：佐藤秀哉）は、2025年3月31日（月）にSalesforceと生成AIを組み合わせた「mitoco AI」のバージョン3.0を発表しました。本記事では、新たに追加された機能と、使いやすさが向上した「mitoco AI」の魅力に迫ります。

mitoco AIの基本機能と進化の背景

「mitoco AI」はSalesforceのデータを効率的に検索し、ユーザーからの自然言語による問い合わせに対して素早く正確な回答を提供するツールです。このAIは、Salesforce内に格納された情報を基にしており、今回のVer.3.0ではユーザーからのフィードバックを基に多くの機能改善が加えられています。

新たな機能の概要

フレキシブルデータテーブルによるデータ編集

新バージョンでは、フレキシブルデータテーブル機能により、データの選択や編集がより直感的に行えるようになりました。エクセルに似た操作感で、必要な情報を簡単に更新できるのが魅力です。これにより、ユーザーはレコードの管理をスムーズに行えます。

自然言語によるデータ更新

自然言語を通じてSalesforceのデータを表示し、再度質問することでそのデータを更新する機能が新たに追加されました。この革新的なアプローチにより、ユーザーは言葉で指示するだけで、データ管理が可能になります。

グラフ描画機能

条件を伝えることで、円グラフや折れ線グラフなど多彩なグラフを自動的に生成できる機能も特徴です。視覚的な情報表現が容易になり、データ分析がさらに深まります。

カード表示機能

検索結果をカード形式に表示することで、情報を整理しやすく、特にリッチテキスト項目の視認性が向上しました。この機能により、必要な情報が一目で把握できるようになります。

検索方法の選択

特定の問いに対して、データ検索かファイル検索のいずれかを明示的に指定できる新機能が追加されました。

RAG機能の強化

レポートや資料内の画像も読み取れるようになり、より多様な質問に応答できるようになりました。これまで限られていた知識の範囲が広がり、AIの回答力が向上しています。

更問い機能

特に注目すべきは、異なるオブジェクトを跨いだ更問いができるようになった点です。これにより、ユーザーはより深いデータの掘り下げが可能になりました。

料金プランの見直し

これまでの最少ID数が30から5に変更され、より多くのお客様が利用しやすくなった点も注目です。基本ライセンスは月額15,000円、基本ポイントパックも新しく導入されるなど、柔軟な価格設定が行われています。

まとめ

「mitoco AI」Ver.3.0のバージョンアップは、Salesforceと生成AIをシームレスに組み合わせることで、企業のデータ活用をさらに進化させる大きな一歩です。また、利用者の負担を軽減し、業務効率を向上させる新しいツールとして期待が高まります。詳細な機能については、リリースノートをご確認ください。

リリースノートはこちら