新感覚甘納豆の魅力
2020-12-18 08:30:01

京都の老舗が生んだ新感覚甘納豆「加加阿甘納豆」の魅力

京都には、長い歴史を持つ甘納豆専門店「斗六屋」があります。1926年に創業されたこの店は、今も多くの人々に愛されていますが、最近の甘納豆専門店は厳しい状況にあります。そこで、「斗六屋」では甘納豆の魅力を再発見し、若い世代にアピールする新たな商品を開発することにしました。それが、進化系甘納豆「加加阿甘納豆」です。

「加加阿甘納豆」は、通常の甘納豆とは異なり、カカオ豆を使用した革新的なデザートです。この甘納豆は、甘納豆研究家の4代目である近藤健史さんが、伝統的な製法を科学的に検証する過程で完成しました。彼は、カカオ豆の魅力を最大限に引き出すために、3年の歳月をかけて試行錯誤を重ねました。

この商品の開発において、協力を得たのはクラフトチョコレートメーカー「Dari K」です。彼らは、インドネシア産のカカオの生産から発酵、焙煎までを一貫して手がけ、高品質なカカオ豆を製造しています。このような多様な素材のコラボレーションによって、伝統的な甘納豆に新たな息吹が吹き込まれました。

「加加阿甘納豆」には、カカオ豆の他に、有機ココナッツシュガーが使用されています。これは、ミネラルが豊富で血糖値の上昇を緩やかにする低GI食品です。一般的な白砂糖や人工甘味料は使用されておらず、自然な甘みと芳醇なカカオのアロマが楽しめるようになっています。すべての素材が健康にも配慮され、甘納豆という形式で、よりヘルシーなスイーツを実現しています。

「加加阿甘納豆」のラインナップには、舞妓のおさんじ缶と袋入りの2種類があります。舞妓のおさんじ缶は、選りすぐりのカカオを個包装したもので、可愛らしいデザインが特徴です。袋入の方は、家庭用として手軽に楽しめる商品となっています。それぞれに、日持ちが20日間としっかりとした品質管理がなされています。また、全てオンラインショップで限定販売されています。

近藤さんは「この甘納豆は、伝統的な美味しさを残しつつ新しい感覚を取り入れた一品です。私たちは甘納豆の新しい魅力を発信し続けたい」と語ります。京都という土地が生み出した伝統と革新、また地元産業の未来を見据えた取り組みが、全国的に注目を集めることでしょう。

いまや、日本国内外の多くの人々が甘納豆の新たな可能性を感じ始めています。美味しさだけでなく、健康面にも配慮された「加加阿甘納豆」は、まさに新時代の甘納豆とも言える存在です。これが新たな文化と味の交流をもたらし、多くの人々に受け入れられることを期待しています。

さらに、2020年12月20日には、MBS毎日放送の番組『京都知新』で「加加阿甘納豆」が紹介される予定です。これにより、更に多くの人にこの新感覚の甘納豆が知れ渡ることとなるでしょう。日本の伝統を大切にしながらも、新しい挑戦を続ける「斗六屋」と「加加阿甘納豆」との出会いは、これからの甘納豆の展望を開く鍵となるに違いありません。

会社情報

会社名
有限会社斗六屋
住所
京都府京都市中京区壬生東大竹町5
電話番号
075-841-8844

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