日本調剤株式会社が開発した電子お薬手帳「お薬手帳プラス」が、会員数200万人を突破したことが発表されました。このアプリは、2014年10月にサービスを開始し、今では多くの方に便利さが評価されています。特に、処方箋送信や健康管理機能など、様々な機能が充実しており、今後もサービスの向上を目指していくとのことです。
「お薬手帳プラス」の魅力
「お薬手帳プラス」は、スマートフォンでお薬手帳の情報を管理できるため、薬局での待ち時間を有効に活用することができます。具体的には、処方箋をスマートフォンから送信できる「処方箋送信機能」や、体重や血圧、血糖値を数値やグラフで記録する「健康管理機能」があります。
また、通院記録の登録や服用時刻にアラームを設定することができる「カレンダー飲み忘れチェック記録機能」も用意されています。さらに、薬局とのコミュニケーションをチャットボット形式で行うことができる「つながる機能」など、利用者の利便性を考えた多彩な機能が提供されています。
医療との連携
近年、政府の医療DX政策が進む中、「お薬手帳プラス」はマイナポータルとの連携も実現しました。これにより、国民の健康情報がより一層管理しやすくなります。また、災害時にはオフラインでデータを確認できる機能も備えており、安心して利用できる設計がなされています。
厚生労働省が示す「電子版お薬手帳ガイドライン」にも準拠しており、今後の医療サービスのデジタル化を牽引する存在として期待されています。
日本調剤の役割
日本調剤株式会社は、1980年の創業以来、医薬分業の理念のもと、国家の健康保険制度を支える役割を果たしてきました。現在では全47都道府県に調剤薬局を展開し、約4,000名の薬剤師が活躍しています。さらに、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みなど、社会に貢献する企業として知られています。
これからも「お薬手帳プラス」は、患者がより良い医療サービスを受けられる環境を整備し続けるとともに、医療と社会に貢献し続けることを目指します。日本調剤株式会社の電子お薬手帳が提供する未来は、より健康で便利な日常を実現する一歩となることでしょう。使うことで得られる安心感や便利さを、一人でも多くの方に体験していただきたいと思います。