株式会社CIJの従業員向け健康サポートの取り組み
株式会社CIJは、従業員に対し、オンライン相談窓口と健康課題をテーマにした研修動画を提供する取り組みを開始しました。このサービスは、ファミワンが提案する「Whodo 整場(フウドセイバー)」を介して実施されています。ファミワンのビジョンである「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会をつくる」を基に、従業員の健康やキャリアに関する支援を強化します。
オンライン相談窓口では、看護師や助産師、臨床心理士、薬剤師、管理栄養士、カウンセラーなど多才な専門家によるサポートが受けられ、一人ひとりの健康課題に応じた支援が行われます。特に、妊活や不妊治療に関する情報を提供し、個別の相談が可能なため、心理的な安全性が保たれます。
健康課題に関する研修動画
研修動画では、妊活や不妊治療の基礎知識、女性の健康課題とキャリアの両立に関して詳細に解説されています。これにより、従業員の理解促進と情報提供が図られ、社内の風土がより良い方向へ進化することが期待されています。特に、女性従業員が上司や周囲の理解を求める声が高まっており、対話と理解の促進が急務となっています。
福利厚生サービスファミワンの特徴
ファミワンのサービスは、組織全体の風土づくりと当事者の個別サポートの二つの側面から構成されています。具体的には、専門家によるセミナーや研修を通じた従業員のリテラシー向上と、オンライン上での健康相談による個別サポートが提供されています。
この取り組みによって、企業の健康経営や両立支援を促進し、特に女性の活躍推進に寄与することが期待されています。受講者は、専門家と匿名で相談できる環境が整えられているため、プライバシーが保護され、安心して相談を行うことができるでしょう。
導入企業とその影響
2018年からサービスを展開する中で、多数の企業に福利厚生プログラムが導入されており、小田急電鉄、全日本空輸(ANA)、ソニーなど大手企業も取り入れています。このように、多くの従業員が利用することで、全体として企業文化の改善や健康経営の確立に寄与しています。
また、自治体へのサービスも展開されており、神奈川県横須賀市や東京都杉並区など、地域レベルでもサポートが行われています。地域住民の健康意識を高めるための取り組みとしても注目されています。
この新しい取り組みは、従業員が安心して相談できる環境づくりだけでなく、企業文化の向上にもつながるでしょう。今後もこうしたサービスが多くの企業に広がり、従業員の健康と福祉を支える一助となることが期待されています。