感情で社会を動かす
2025-11-12 15:32:34

感情を軸に社会課題を考える新しい形の共創型イベント「TRASH PARTY」

感情を軸に社会課題を考える新しい形の共創型イベント「TRASH PARTY」



一般社団法人CHIMERA Union(京都府)が、2025年10月25日にSCC千駄ヶ谷カルチャーセンターで実施した『TRASH PARTY』は、単に社会課題を認識するだけでなく、楽しさやワクワク感を通じてその解決につなげる新たな共創型イベントとして注目を集めました。イベントのテーマは「いいことを、いいことで終わらせない」。これは、多様な視点からの交流を促し、参加者自身が社会課題を「ジブンゴト」として捉えることを意図しています。

イベントの構造と共鳴する感情



今回のイベントには、社会課題にすでに関心を持つ参加者だけでなく、「面白そう」と思った人や関わっている人々に引き寄せられた者たちが多く集まりました。それらの異なる領域からの参加者たちが集まり、音楽、アート、スポーツ、ファッション、メディアなどの様々なバックグラウンドを持つ人たちとの対話が生まれました。会場では、「どうしてそう思ったのか?」や「その価値観が生まれた背景は何か?」といった原点に迫る質の高い交流が実現しました。

マーケティングと行動の交差



また、イベントではリンク・スミス株式会社の中山知紗氏とLunaTone Inc.のヒョン・バロ氏によるトークセッションが行われ、マーケティングの観点から「感情」や「行動変容」についての洞察が共有されました。中山氏は「感情を起点にした行動変容」を提唱し、バロ氏はエンターテインメントが持つ影響力に注目しました。このような視点がCHIMERA Unionの「感情を社会実装する」という理念としっかりと共鳴していました。

共感を育む場



また、株式会社ジッテの法村氏が開発した電力を使わずに機能する電子ポスターなど、新しい価値を持つ社会インフラプロダクトが紹介され、参加者たちは新鮮な感覚で質問や意見を交わしました。法村氏は「自分の利益だけではなく、他人のために時間を使うことができる人々が集まることが重要」と語り、感情でのつながりが生まれる瞬間を実感しました。

廃棄物からの価値創出



さらにトークセッションでは、we+の林登志也氏と株式会社ロスフィーの保清人氏が「価値転換」を介した新しい視点について話しました。林氏は廃棄物をアートに変えることで人々の心に興味を呼び起こし、保氏は環境問題をポジティブな価値に変えることを目指しています。

CHIMERAが描く未来



CHIMERA Unionの代表、文平龍太氏は、社会を森にたとえ、様々な要素がつながって初めて機能する社会を描写しました。「TRASH PARTY」は、そうした多様なつながりを実現した場だと言えます。正しさを求めるのではなく、人々が感情の交差点に立ち、「誰かに導かれるのではなく、自らジブンゴトとして捉える」ことができる未来を模索しています。

持続可能な社会の実現に向けて



このように、TRASH PARTYは企業や参加者が共にソーシャルイシューを楽しみながら議論し、支え合う関係を生むプラットフォームとして評価されました。今後、CHIMERA Unionはこのような取り組みを通じて、より多くの参加者を巻き込み続けていく意図を持って行動を続けます。イベントの理念である「いいことを、いいことで終わらせない」という精神を大切にしつつ、様々な社会課題を感情を軸にした参画を通じて解決する道筋を拓いていく姿勢が、今後の光明として期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

会社情報

会社名
一般社団法人 CHIMERA union
住所
東京都品川区北品川3-6-13サンハイツ210号
電話番号
03-6712-8304

関連リンク

サードペディア百科事典: 京都府 社会課題 CHIMERA Union Trash Party

Wiki3: 京都府 社会課題 CHIMERA Union Trash Party

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。