夏を感じる新しいデザート、「フルーツ水晶」の魅力
名古屋の覚王山で展開する和菓子店「弁才天」が、夏季限定で優雅なビジュアルを持つ新商品「フルーツ水晶」を発売しました。透明なフルーツ大福、まるで美術品のように見えるその姿は、見るものを魅了します。この商品は、冷たい透明な水でフルーツを包み込み、夏の暑さをしのぐ涼しげな一品として、特に夏場に楽しむことができます。
「フルーツ水晶」は、ただのスイーツではありません。上から眺めてその美しさに惹かれ、糸で切ることで断面を楽しむことができるという、見ても、食べても楽しめる至高の逸品です。断面が綺麗に見える「萌え断」は、この商品にぴったりの表現です。
開発の裏話
このユニークな商品が誕生するまでには、多くの試行錯誤があったことをご存知でしょうか。フルーツ水晶の開発は、弁才天の創業者である大野淳平氏が中心となって行われ、彼の独自のアイデアが基になっています。
大野氏は和菓子業界に身を置く前に広告業界で活躍しており、全くの未経験からフルーツ大福を立ち上げた実績を持っています。それでも、新しいものを生み出すための強い探究心で、フルーツを透明な水で包むという発想を実現できました。
この新商品の背後には、わらび餅やくず餅、水饅頭など、さまざまな和菓子の製造過程を学びながら何度も試行錯誤を重ねた蜜な努力があったのです。最終的に彼が辿り着いたのは、自立して立つフルーツ水晶であり、その滑らかで美しい外観は見る者を魅了するものとなっています。
テレビ取材と今後の目標
6月18日(土)には、CBCテレビの番組「太田×石井のブームを生んだアノ人に新作つくってもらいました」で、フルーツ水晶の製作過程が特集されました。この番組では、国内に77店舗を展開する弁才天のさらなる目標が、「パリ出店」であることも明かされ、視聴者の注目を集めました。
大野氏のアイデアは、座禅を組みながら得たもので、テスラに乗って最新の技術を体験し、高級旅館でおもてなしを味わうなど、実に斬新なアプローチによって新しいインスピレーションを得ています。このような彼の背景を知ることで、さらにフルーツ水晶への興味が深まることでしょう。
公式Instagramで情報発信中
大野氏は、彼の公式Instagramアカウント(
@jp.bigfield)を通じて、フルーツ水晶の販売方法や開発過程を発信しています。販売時期や先行予約に関する詳細情報もこちらで更新されるので、ぜひチェックしてみてください。また、彼の想いを綴った直筆の「弁才天という文学」も配信されています。
さらに、試食会の実施も検討中で、興味がある方は公式Instagramから直接お問い合わせが可能です。フルーツ水晶を通じて、夏の涼しさとともに新しい和菓子の世界を体験してみてはいかがでしょうか。