日本経営品質賞受賞
2025-12-16 15:06:34

2025年度日本経営品質賞に選ばれた11組織の全貌

2025年度日本経営品質賞に選ばれた11組織の全貌



日本経営品質賞は、顧客価値創造に向けた優れた事業モデルを称えるために設けられた賞で、2025年度の受賞組織が発表されました。日本生産性本部が主催するこの表彰制度は、国際競争力の向上に寄与することを目的とし、毎年受賞組織を選出しています。

2025年度の受賞組織は、合計11社。一つ一つの組織がどのように顧客価値経営を体現しているのか、詳細を見てみましょう。

大賞受賞の2組織



株式会社ワイズマート


千葉県浦安市を拠点とするワイズマートは、食品スーパーマーケットとして、消費者にとっての「身近な冷蔵庫」がテーマの店舗展開をしています。業界の平均を大きく上回る坪効率を誇り、独自の仕組みで経営を進めています。特に、店内の生鮮品や惣菜の質にこだわり、地域社会に深く根ざした運営が特徴です。

社員主体の運営体制を採用し、従業員が「小さな経営者」として成長できる環境を整えています。また、経営品質の向上に取り組む企業文化を持ち続けており、社員の物心両面の幸福実現を目指す姿勢が評価されています。

社会福祉法人合掌苑


東京都町田市を拠点とする合掌苑は、地域に密着した社会福祉サービスを提供する非営利組織です。「困ったときは合掌苑」と高い信頼を得ており、ミッションとして「すべての関わる人を幸せにする」ことを掲げています。福祉業務の中で、利益追求と理念追求を両立させ、持続可能で質の高いサービスを展開している点が評価されています。

優秀賞を受賞した4組織



優秀賞には、トヨタテクニカルディベロップメント、福岡トヨタ自動車、KECグループ、ブリッジホテルグループが選ばれました。これらの企業は、顧客価値経営を目指していることに加えて、持続的な変革に取り組んでいる点が共通しています。特に、トヨタ系の企業は技術革新を通じた顧客サービスの向上に貢献しており、教育コンテンツの開発を手掛けるKECグループのように、多様なビジネス展開が光ります。

奨励賞と新設の経営デザイン実践賞



奨励賞には株式会社アクアが選ばれ、中小企業部門での顧客価値向上に寄与していると認識されました。新設された経営デザイン実践賞では、須山建設グループ、ISEKADO、株式会社ブレインマークス、株式会社ローランが受賞。これらの企業はいずれも、経営デザイン認証を受けながら、それぞれの事業の特性に応じた顧客価値を探求しています。

顧客価値経営の重要性



受賞組織の皆さんが取り組む「顧客価値経営」とは、顧客にとっての価値を最優先に考え、その追求が経営の根幹をなすことを指します。この考え方は、特に変化の激しい現代において、その効果を実感できる重要な経営手法です。

受賞組織の取り組みを通じて、今後も多くの企業がこの「顧客価値経営」を見直し、さらなる高みを目指すことでしょう。顧客ニーズに耳を傾け、柔軟に対応する力が、今後の企業成功の鍵となります。

日本経営品質賞を通じて、これらの組織の取り組みがさらに広がることを期待しています。


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