新アートスペース誕生
2024-10-23 15:16:43

京都市立芸術大学内に新しいアートスペースがオープン!寺田倉庫の挑戦

TERRADA ART STUDIO 京都、11月にオープン



アートの中心地とも言われる京都に新しいアートスペースが誕生します。2024年11月1日、寺田倉庫株式会社が京都市立芸術大学キャンパス内に「TERRADA ART STUDIO 京都」をオープンします。これは、寺田倉庫にとって関西地域での初のレンタルアトリエとなります。

オープンタイプと個室タイプ



アトリエは、オープンタイプと個室タイプの2種類を用意しており、アーティスト同士の交流やアート関連のイベントが行われるコミュニティスペースも併設されています。オープンタイプは、建物の一部を解放した形になっており、相互交流を重視した設計です。個室タイプには扉が設けられ、自分の作品に集中できる環境が整えられています。全31室のアトリエは、利用者にとって多様なニーズに応えることができるでしょう。

京都駅からは徒歩6分という好立地も魅力です。京都には多くのアート教育機関が存在し、学生たちは卒業後も創作活動を続けるためのスペースが求められています。寺田倉庫はこのニーズに応えるべく、新たな創作の場を整えました。

コミュニティの形成



アート制作だけでなく、引いてはアートの市場全体の発展を促すために、入居アーティストとコレクター、アート愛好者が自由な交流を図るイベントも企画しています。これにより、アーティスト同士のネットワーキングや新たな制作のインスピレーションを得る機会が増え、相乗効果が期待されます。

さらに、オープンを記念して、美術品保管庫「TERRADA ART STORAGE 京都」と連携した特別なキャンペーンも発表されました。新規利用契約者には、一定の条件を満たすことで、最大2ヶ月の利用料金が無料になるなど、大変お得な機会が提供されます。

寺田倉庫の歴史と展望



寺田倉庫は1970年代から東京・天王洲でアート事業に取り組んできました。美術品の保管事業を中心に、地域活性化やアートによるまちづくりを進めてきた実績があります。2015年には「TERRADA ART STUDIO 天王洲」を開設し、その経験をもとに、アーティスト支援のための新たな取り組みを行っています。

新進アーティストの発掘、現代アートアワード「TERRADA ART AWARD」の実施、若手アーティスト作品の展示販売等、アートアワードやカフェとのコラボレーションも進めており、アート業界全体への貢献を目指しています。

文化芸術の振興



京都でのアートスペース開設を通じて、地域の文化芸術の振興に貢献し、学生や地域住民、アート関係者との交流を深めていく方針です。アーティストが自由に創作できる場を提供し、さらなるアート市場の発展を目指します。定期的に開催されるイベントを通して、アートの魅力を広め、地域の活性化にもつなげていく予定です。ここが、アーティストたちにとっての新しい創作拠点となる日も近いでしょう。

施設概要



  • - 施設名称:TERRADA ART STUDIO 京都
  • - 所在地:京都市下京区下之町57-1、京都市立芸術大学A棟6階
  • - 開業日:2024年11月1日
  • - 総面積:約800㎡
  • - 部屋数:31室
  • - 利用可能時間:24時間

このように、寺田倉庫の新たな挑戦は、アートの可能性を広げ、次世代アーティストへの道を切り開くことを目指しています。詳しい情報は公式サイトで確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてください!


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会社情報

会社名
寺田倉庫株式会社
住所
東京都品川区東品川2-6-10
電話番号

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