「カンコーホームルーム」WEB創刊20周年の節目
2026年、カンコーホームルームはWEBメディアとしての活動を開始してから20年を迎えました。このメディアは、中高生や保護者、教職員を対象にした調査を元に、教育、学校生活、制服文化に関する情報を発信しています。これまで240号以上のコラムを発行し、数十万人からの声を集めることで、常に時代の変化を映し出しています。
2025年度年間ランキング発表
20周年の記念として、2025年のアクセス数に基づいた年間ランキングを発表することとなりました。ランキングでは、特に「学校制服の必要性」や「男子生徒のスカート着用状況」といったテーマが高い関心を集めています。この結果は、時代とともに教育や社会の価値観が変化していることを如実に示しています。
最新号(Vol.241)では、「卒業式」というテーマが取り上げられ、全国の中高生1,200人を対象に調査を実施しました。この調査では、卒業式における「第二ボタン」の文化や、生徒同士で贈り合うアイテムの実態を解明しています。
卒業式における主要調査結果
1.
約80%が知っている「第二ボタン」の文化
調査によると、制服の「第二ボタン」を贈る文化を知っている生徒は80.6%に上りました。特に女子の認知度は86.0%と高く、この習慣は現在でも生徒たちの間で健在です。
2.
卒業式に渡すアイテムのランキング
卒業式の日、生徒間で最も多く渡されるものは「手紙・メッセージカード」で37.4%、次いで「第二ボタン」が27.2%で続きます。生徒同士のやり取りには、思い出を形にする重要な側面があることが分かります。
3.
卒業式の日に行ったこと
卒業式に生徒たちが行うアクティビティでは、「寄せ書きにする」(54.1%)や「写真・動画を撮る」(52.8%)といった行動が多く見受けられました。これは、生徒同士の絆を深める大切な儀式として機能しています。
現代の卒業式文化
明治時代から続く日本の卒業式は、その形を変えつつも多くの伝統を踏襲しています。近年では、「SNS映え」を意識して寄せ書きや写真撮影が増え、若者たちはその瞬間をデジタルに残すことに喜びを見出しています。今でも「第二ボタンを贈る」という文化は、生徒たちの心に深く根付いており、思い出や絆の象徴として機能しています。
教育現場からのメッセージ
カンコーホームルームの編集長、松本和美は、20周年に寄せて次のようにコメントしています。「時代が変わっても、学生たちが制服を通じて交わす心の通い合いは変わることがありません。私たちの調査データを通じ、教育現場の現実を映し出し、社会と学校の架け橋となりたいと考えています。」
あなたの「知りたい」を調査します!
カンコーホームルームでは、皆様からのリクエストを募集しています。今関心のあるテーマや調査してほしい内容をぜひお寄せください。教育現場における価値観の変化や、新たな制服のエビデンスとしての調査を今後も続けていく所存です。この20年間の成果を礎に、これからの教育社会に貢献していきたいと考えています。