パナソニック コネクト、健康経営優良法人2025 ホワイト500に5年連続認定
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区)は、経済産業省および日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)ホワイト500」に、5年連続で認定されました。これは、同社が健康経営を重視し、多岐にわたる取り組みを実践している証です。
健康経営優良法人制度とは
この制度は、企業が健康経営に関する取り組みを行っていることを評価し、大規模法人部門で上位500法人に「ホワイト500」の称号を、その中小規模法人部門では「ブライト500」の称号を与えるものです。パナソニック コネクトは、全社員の安全な環境と健康の維持・増進を目的に、きめ細やかな施策を実施しています。
具体的な健康推進策
2017年から始まったカルチャーやマインド改革の一環として、オフィスの改革、コミュニケーション手法の改善、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)に向けた取り組み、男性育児休業100%宣言などが挙げられます。これに加えて、2023年10月からは女性社員向けに卵子凍結費用の補助も開始され、ライフプランの支援が強化されています。
さらに、社員一人ひとりの多様なニーズに応えるため、ワークライフバランスを改善することに注力しています。特に「コネクターズチャレンジホリデー」の導入により、99%という高い取得率を誇る休暇制度を新設しました。年次有給休暇の取得率も増加し、社員の働く環境の向上に繋がっています。
業務環境の改善とその成果
これらの施策によって、月間総実労働時間の短縮や、「働きやすさ」に関する社員アンケートでの好結果も得られています。ただし、ワーク・エンゲージメントにおいて変化が見られなかったため、さらなる取り組みが必要です。禁煙ルールの確立など、受動喫煙防止策にも力を入れています。これは、すべての従業員のリフレッシュやコミュニケーションを活性化する目標のもとに行われています。
障がい者雇用とスポーツ活動の促進
障がい者の雇用促進を目指す特例子会社のパナソニック吉備株式会社では、健康ポータルサイト「MY HEALTH WEB」の利用促進も図られています。2024年度の登録率は84%から100%への向上を目指し、スポーツ実施率も70%以上を維持。これにより「スポーツエールカンパニー」の認定を受け、健康的な活動が広がっています。
未来に向けた取り組み
パナソニック コネクトは、心身ともに健康で働きながら、一人ひとりの働きがいも実現するよう努めています。「安全」「健康」「幸福」をお客様に提供する健康経営の実現に向けて、継続的に努力していく方針です。
今回の認定は、単なる称号に留まらず、社員一人ひとりがより良い環境で働けるようにという強い意志の表れです。これからも多様な改革に取り組み、伸び続けるパナソニック コネクトに期待が寄せられています。