第48回「サントリー地域文化賞」が決定
公益財団法人サントリー文化財団は、地域文化の発展に対する貢献を称える第48回の「サントリー地域文化賞」の受賞者を発表しました。この賞は、毎年5件が顕彰されており、受賞者には正賞として楯と副賞として300万円が授与されます。1979年の創設以来、受賞者の数は255件に達し、全国各地での文化活動が称えられてきました。
贈呈式は9月30日に大阪市内で行われる予定で、受賞者は以下の5団体に決まりました。
受賞者一覧
1.
北海道枝幸町「うたのぼりお祭りスタッフ」
手作りのイベントを通じて歌登地区の町おこしに貢献している団体で、リーダーの安藤栄基氏が代表を務めています。
2.
北海道平取町「FMピパウシ」
ミニFM局として、アイヌ語やアイヌ文化を積極的に発信。代表の萱野志朗氏がその活動を牽引しています。
3.
秋田県仙北市「上桧木内の紙風船上げ」
巨大紙風船を制作・打ち上げる伝統行事で、地域の絆を深める活動を展開している阿部明雄氏が会長です。
4.
福島県浪江町「請戸芸能保存会」
民俗芸能「田植踊」の保存と継承に取り組んでおり、人々の心をつなぐ役割を果たしています。代表は佐々木繁子氏です。
5.
茨城県利根町「利根地固め唄保存会」
仕事唄の伝承を通じ、地域の治水歴史を未来へ繋げ、防災教育にも寄与。石山肖子氏が会長です。
授与された団体は、それぞれ地域の特性や文化を活かし、持続可能な活動を展開しています。選考に際しては、全国各地の新聞社やNHKからの推薦を受け、書面審査と現地調査を経て、慎重な選考が行われました。
評価と選考委員
選考委員には、政策研究大学院大学の飯尾潤教授や、東京大学の教授陣など多様なバックグラウンドを持つ専門家が名を連ねています。彼らは、地域文化に対する顕著な貢献を評価し、選出された5団体を決定しました。
サントリー文化財団について
公益財団法人サントリー文化財団は、サントリーの創業80周年を記念して1979年に設立されました。その目的は国際化や情報化時代に応じた学術研究の育成、文化活動の振興、そして国際理解の促進に寄与することです。詳しい情報は、
サントリー文化財団のホームページをご覧ください。
このように、地域文化の発展に多大な貢献をしている団体が顕彰されることは、さらなる地域活性化の契機となることが期待されます。