榊田倫之デザインの新作家具が発表
2025年11月27日、株式会社インテリアズの運営する「by interiors」から、著名デザイナー榊田倫之のデザインによる新作家具が発表されることが決定しました。今回の新作品には「TSUZURI」「KAKOMI」「SUKI」と名付けられた三つの家具が含まれ、素材の特性を活かしながら日本の美意識を現代的に表現しています。
新作の特徴
「TSUZURI」は、ラタンを用いたラウンジチェアです。その特徴は、一本一本のラタンを丁寧に編み合わせることで、細やかな光と陰影を生み出している点です。色合いの美しさも見逃せず、特に厳選された上質な白ラタンを使用することで、洗練された印象を与えます。軽やかなフォルムは、あらゆる空間に調和し、伝統的な籐家具の枠を超えた構造美を実現しています。
一方、「KAKOMI」は、籐と木製フレームの独特なバランスが特徴的なダイニングチェアです。身体を包み込むようにデザインされており、見た目のユニークさと快適さを兼ね備えています。脚部は特殊なデザインで、静かな存在感を放ちながらも、韓国製のファブリックやレザーと調和した仕上がりを提供しています。
「SUKI」は、ダイニングテーブルで、16mmの厚みのある天板と古美色のスティール脚が組み合わさったデザインです。セミオーダーに対応しており、ユーザーのニーズに合わせたサイズ選択が可能です。厳選された素材使いと構造美は、すべての空間に気品をもたらします。
デザイナーの思い
榊田倫之氏は、籐家具の新しい可能性を追求する中で、伝統的なイメージにとらわれない現代的なデザインを目指しました。「綴」という言葉にはつなぎ合わせるという意味があり、家具の一部一部を巧みに結びつける構造によって、美しさを表現しています。「囲」という作品では、籐を背面に施すことで自然な包容感を作り出しました。また、仕様選択肢が多く、インテリアに合わせて自由にカスタマイズできるデザインとなっています。
受賞歴と未来
榊田倫之氏は、建築家の先駆者として、多くの受賞歴を持ち、そのデザインは国際的に評価されています。彼の作品は日本の伝統技術を生かしつつ、現代にふさわしいフォルムと機能性を兼ね備えています。
まとめ
今回発表される新作「TSUZURI」「KAKOMI」「SUKI」は、榊田倫之氏の独自の視点から生まれた作品です。そして、これらの家具は、洗練されたデザインだけでなく、持続可能な未来に向けた意識も表現しています。日本国内外で評価されること間違いなしの新作家具に、ぜひ注目してみてください。