プロジェクトファイナンス信託を販売
2025-02-18 16:24:22

三菱UFJ信託銀行が個人向けプロジェクトファイナンス信託を発売開始

三菱UFJ信託銀行、個人向けプロジェクトファイナンス信託を開始



三菱UFJ信託銀行株式会社は、本日発表した新サービスで、個人客向けのプロジェクトファイナンスを裏付けとする金銭信託商品「E-Trust」を販売開始しました。この取り組みは国内初の試みとして、多くの注目を集めています。

この信託商品の元となるのは、愛知国際アリーナ(以下、AIA)への貸付債権です。本信託では、三菱UFJ銀行が元利金の支払いを保証しており、個人でもプロジェクトファイナンスに参加できるチャンスを提供します。これにより、より多くの個人投資家が地域に密着したプロジェクトに関与できるようになり、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。

AIAとIGアリーナについて



AIAは、名古屋に新しくオープンする予定の「IGアリーナ」の整備と運営を行う企業で、2023年の7月に開業を予定しています。このアリーナは国内最大級の規模を誇り、17,000人を収容可能なホールや約2,000人をもてなすためのホスピタリティエリアを完備しているため、スポーツイベントや音楽コンサートなど多彩な利用が期待されています。さらに、外観デザインや一部の内装は著名な建築家・隈研吾氏が手掛けており、地域を象徴する新しいエンターテインメント施設としての役割も果たします。

マネフィット・サービスの概要



「マネフィット」と名付けられたこのサービスは、2022年から開始され、来店することなくスマートフォンで簡単に金銭信託を購入できるシステムを構築しています。これまでの定期預金や投資信託とは異なり、実績に基づく配当型の金銭信託が特徴で、安全性に配慮しながら運用されているため、利用者から高い信頼を得ています。これまで元本割れの実績はなく、すべての予定配当率に基づいた配当が行われています。

地域貢献と今後の展望



三菱UFJ信託銀行は、この新しい試みを通じて、単なる金融商品を提供するだけでなく、地域の発展や社会的課題の解決に貢献していく意向を示しています。このプロジェクトファイナンス信託を通じて地域とのつながりを深め、個人投資家がプロジェクトに参加することで、より地域密着型の金融サービスを提供していく計画です。

今後の三菱UFJ信託銀行の動向に、引き続き注目が集まることでしょう。彼らの新しい取り組みが地域にどのような影響をもたらすのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社愛知国際アリーナ
住所
愛知県名古屋市中区栄5丁目25番25号
電話番号

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