AI技術で中小企業の2025年問題を解決するNEWOLD CAPITALの取り組み

株式会社NEWOLD CAPITAL、AIで中小企業の未来を支援

株式会社NEWOLD CAPITALは、東京都渋谷区に本社を置く中堅・中小企業向けのM&Aアドバイザリーを提供する企業です。代表取締役の栗原弘行氏のもと、同社は企業の成長戦略を支援するために様々な革新的な手段を模索し続けています。この度、同社は独自のAIシステム『NEWOLD AI』のPoC（概念実証）に成功し、社内でのセキュアな活用が実現しました。

2025年問題とは何か？

日本の中小企業が抱える最大の問題とも言える「2025年問題」は、事業承継が進まないことで約127万社が後継者不在となるという深刻な状況を指します。このままでは、650万人以上の雇用と、日本経済のGDPの22兆円が失われる可能性があるとされています。この問題は今や社会的な急務であり、事業承継におけるM&Aの重要性は増しています。

AI活用による業務効率化の必要性

NEWOLD CAPITALでは、事業承継の手段としてM&Aを活用し、顧客に迅速かつ質の高いサービスを提供するためには、アドバイザーの生産性向上が不可欠であるとの認識が深まっています。M&A業務は機密情報を扱うため、情報セキュリティの強化が最優先課題とされています。多くの企業がAIを導入していますが、そのセキュリティ環境には多くの懸念も存在します。

『NEWOLD AI』の開発背景と目的

そこで、NEWOLD CAPITALは社内限定でセキュアな環境を整え、AI活用による業務効率化を促進する『NEWOLD AI』を開発しました。このシステムを通じて、M&Aの検討・実行プロセスを迅速化することを目指しています。また、社員が安心してAIを利用できるよう『NEWOLD AIガイドライン』も策定し、機密情報及び個人情報の取り扱いに関するルールを明確にしました。

実践型セミナーでの成果共有

さらに、今回のPoCにおける成果や取り組みを広く伝えるため、実践型セミナーの開催を決定しました。このセミナーでは、「どのようにPoCを進め、AI活用で業務時間を削減できたのか」を具体的に紹介し、中小企業の経営者にとって役立つ情報となることを目指しています。

- セミナー情報

テーマ: 経営課題を解くAI実践ガイド
日時: 2025年7月11日（金）17:00～19:30
会場: 渋谷ソラスタコンファレンス

- 申し込みはこちら

今後の展望

今後は、チャット機能の強化を図るとともに、独自の資料生成システムやAIエージェントの開発に着手します。これにより、顧客との関係構築や本質的な業務により多くの時間を費やせる環境を提供し、中小企業の持続的成長に寄与し続けることを目指しています。また、AI活用を支援する専門家やパートナーの紹介サービスも展開していますので、関心のある方はぜひご一報ください。