NTTスマートコネクトが提供する新たなクラウド移行ソリューション
2025年12月24日、NTTスマートコネクト株式会社(本社:大阪府大阪市)は、自社のクラウドサービスである『SmartConnect Cloud Platform(Type-S)』において、新しく『VMwareクラウドリフト』メニューの提供を開始すると発表しました。このメニューは、企業のオンプレミス環境からSCP Type-Sへのスムーズなシステム移行を実現することを目的としています。
クラウド移行のニーズの高まり
a. ### 背景
昨今、ITインフラのクラウド化が急速に進む中で、運用コストの削減やBCP(事業継続計画)対策、拡張性を重視する企業が増えています。このため、複雑な移行手順や高度な専門知識を必要としない、手軽で安心な移行ソリューションへの需要が高まっているのが現状です。
b. ### 目的
そこでNTTスマートコネクトは、こうしたニーズに応えるために『VMwareクラウドリフト』メニューを導入しました。このサービスでは、専門知識がなくてもユーザーが自社の仮想マシンを簡単にクラウドへ移行できる環境を提供します。 これにより、顧客は、IT環境をより円滑に移行できるようになります。
SCP Type-Sとは
SCP Type-Sは、バーチャル化に対応したホスト専有型のプライベートクラウドサービスです。このサービスは、自社のITインフラをクラウドで利用したい企業に向けて設計されており、システムの冗長性の確保やスケーラビリティの向上に向けて機能します。
VMwareクラウドリフトの機能
このメニューは、お客様のオンプレミス環境で運用されている仮想マシンをSCP Type-Sへ移行できるHCX(VMware HCX)環境を提供します。従来は、お客様自身でクラウド移行の環境を整える必要がありましたが、今後はこのサービスを利用することで、事前に準備された移行環境を使うことができ、高度な専門知識や手間に煩わされることなく、仮想マシンの移行が可能になります。
移行方式の選択肢
また、ユーザーは自社の仮想マシンに応じて最適な移行方法を選択できるため、全体のシステム移行を効率良く、安全に進めることができ、場合によってはダウンタイムなしでの移行が可能なのも魅力的です。
提供条件とサポート
ただし、この新メニューを利用するには、お客様のオンプレミス環境の構成によっては制約が生じる場合があるため、サービス仕様書で詳細を確認することが重要です。仕様書等はSCP Type-Sのサポートサイト(
こちら)で公開されています。
まとめ
NTTスマートコネクトは、今後もクラウドサービスの向上に努め、これからの企業のIT戦略に貢献することを目指しています。顧客へのサービス向上に尽力し続ける姿勢を示し、さらなる発展を期待しています。 何か特定の問い合わせがある場合は、クラウドビジネス部の担当者に直接連絡してみてください。電話番号は06-6147-5197で、受付は平日の9:30から18:00までとなっています。