横浜の街づくりを彩る新たな連携
2025年2月25日、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)と株式会社横浜赤レンガは、関内駅周辺と横浜赤レンガ倉庫間の回遊性を向上させるための連携協定を締結しました。この協定の目的は、賑わいのある街づくりを実現することであり、両社はそれに向けたさまざまな取り組みを進めています。
初めての試みとして、2025年3月20日(祝日)から3月23日(日)にかけて開催される「赤レンガでわんさんぽ」が展開され、DeNAは横浜公園において「ハマスタまでわんさんぽ」を実施します。これにより、犬を愛する人々が楽しめるイベントが横浜エリアで広がることになります。
DeNAの街づくりへの思い
DeNAは2011年のプロ野球参入以降、スポーツを核にした賑わいのある街づくりを進めてきました。その一環として、横浜スタジアムや横浜公園を訪れやすい場所にするための取り組みを行っています。特に、「BALLPARK FANTASIA」といったイベントを通じて、野球ファン以外の人々も楽しむことができる場所作りを続けてきました。
昨年の「BALLPARK ADVENTURE by BALLPARK FANTASIA」では、約33,000人が横浜公園に集まり、家族連れを中心に多くの人に楽しんでもらうことに成功しました。これにより、地域の活性化にも寄与してきたのです。また、JR関内駅前には大規模複合施設「BASEGATE横浜関内」の建設プロジェクトも進行中で、横浜の賑わいを周辺エリアに広げる狙いがあります。
横浜赤レンガのサステナビリティへの取り組み
一方で、横浜赤レンガは2022年12月のリニューアルを契機に、「笑う、サステナブル」という理念を掲げ、サステナビリティへの取り組みを強化しています。地球環境を大切にし、訪れる人々を重要なステークホルダーとして位置付けることで、持続可能な社会の実現を目指しています。これまでの野球体験教室や横浜DeNAベイスターズデーなどを通じて地域に貢献してきた実績があります。
イベントを通じた賑わいの創出
今回の連携協定に基づき、横浜赤レンガ倉庫とのイベント開催時に関内駅周辺でもさまざまなイベントを行うことで、相互送客を図り、地域の回遊性を高めていく予定です。みなとみらいエリアの観光スポットである横浜赤レンガ倉庫と、DeNAによる地域活性の取り組みが手を結ぶことで、横浜に訪れる観光客の滞在時間が延び、経済の活性化が期待されています。
「赤レンガでわんさんぽ」と「ハマスタまでわんさんぽ」の概要
「赤レンガでわんさんぽ」は、犬好きの方々に楽しんでもらうためのドッグイベントで、特設ドッグランやフォトスポット、ドッグカフェ、さらには災害救助犬のデモンストレーションやドッグダンスなどのコンテンツも設けられます。会場は横浜赤レンガ倉庫イベント広場及び赤レンガパークで、期間は2025年3月20日から23日、営業時間は10:00から17:00、入場は無料です。
一方、「ハマスタまでわんさんぽ」は、愛犬とのフォトスポットやキッチンカーが登場するイベントで、こちらも同時期に横浜公園で開催されます。
このように、DeNAと横浜赤レンガは地域の賑わいを生み出すべく、互いに連携を深めつつ、安全で楽しめる環境作りに勤しんでいます。今後の取り組みがどのように発展していくのか、目が離せません。これからの街づくりに期待が高まります。