「Purple Screen」の魅力
2020-06-05 16:00:51
映画を通じて考えるジェンダーの多様性と対話型イベント「Purple Screen」
映画を通してジェンダーを考える「Purple Screen」
REINGが主催する「Purple Screen」は、毎週日曜日に映画やテレビを題材にジェンダーに関する議論を深める対話型のイベントです。このイベントは、さまざまな背景を持つメンバーが集まり、意見や視点を交わすことを目的としています。部屋の中だけでなく、オンラインでも気軽に参加できるこの取り組みは、映画を媒介に新しい視点を育む貴重な場を提供します。
Purple Screenの目的とは?
「Purple Screen」は、参加者が自分の意見を自由に表現するだけでなく、他者の意見にも耳を傾けることを促しています。映画の中に描かれたジェンダーイメージや役割に注目し、感想や気づきをジェンダーやセクシュアリティの視点から対話することで、メンバー間の理解を深めることが目的です。具体的には、毎週異なるテーマを設け、それに関連深い映画を選定し、事前に視聴してから集まるシステムになっています。
参加者は高校生から30代までと幅広く、性別や人種において多様なバックグラウンドを持つメンバーがそろっています。これにより、異なる視点と意見が交わり、より深い議論が生まれているのです。この取り組みを通じて、参加者はお互いの存在や意見を尊重し合い、多様性を受け入れるための体験を得ることができます。
オンライン開催の背景
「Purple Screen」は、もともとは私たちのコミュニティスペースREING Livingで開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でオンライン形式に切り替わりました。それでも、オンラインだからこそ広がる参加者の輪や多様な意見は、対話をより豊かなものにしています。自分の声が届くことや他者の視点と結びつくことの大切さを重視しながら、この場を運営してきました。
特別上映や制作陣との対話
Purple Screenでは、通常のディスカッション以外にも特別回として、日本未公開作品の上映会や制作陣とのトークディスカッションがアレンジされています。例えば、翻訳や字幕制作を手掛けるメンバーが参加することで、言語の問題をクリアし、誰でも安心して参加できる環境を整えています。
近年、海外のクィア映画作品の特別上映や、2017年のカンヌ国際映画祭の受賞作を手がけた監督とのディスカッションなど、貴重な機会が増えています。次回の特別回として予定されているのは、イギリスのドキュメンタリー映画『Beyond Clueless』の監督Charlie Lyneとのディスカッションです。この作品に関する意見や視点を直接監督と交わす機会はまさに貴重です。
思考を広げる時事トピック
Purple Screenでは、映画やテレビを通じてジェンダーの話題を扱うことだけにとどまらず、時事トピックも積極的に取り上げています。最近では、アメリカの人種差別抗議運動#BlackLivesMatterに関連するテーマを扱っています。寄付を募る形で収益を支援団体へ送る取り組みも行っており、公正で平等な社会を求める活動に寄与しています。
まとめ
「Purple Screen」は、単なる映画の鑑賞会にとどまらず、異なる意見を共有し、深く考察することで参加者が自らを再考するきっかけを提供します。このような対話を通じて、お互いに理解や思いやりを育み、個々が自分らしく生きられる社会を目指していくことは、私たち全員にとって重要なことです。気軽に参加し、一緒に考え続ける時間を持ちませんか?
今後も「Purple Screen」は多様な視点を提供し続けます。関心のある方は、ぜひREINGのオフィシャルサイトやSNSをチェックして、未来のイベントに参加してみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ニューピース
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿3丁目42−13シャトレヨシムラ 1F
- 電話番号
-
03-6447-7523