ブルーフラッグ取得!
2024-08-01 10:42:56

大阪初のビーチ認証「ブルーフラッグ」に輝く二色の浜海水浴場の未来

大阪初の国際ビーチ認証「ブルーフラッグ」



大阪府貝塚市に位置する二色の浜海水浴場は、2024年に「ブルーフラッグ」の認証を取得しました。この国際的な環境認証は、海水浴場やマリーナの持続可能な管理を推進するために設けられ、フランスで1985年に始まりました。現在、世界中で51か国、5,121か所がこの認証を受けています。

そもそも「ブルーフラッグ」とは?



「ブルーフラッグ」とは、ビーチやマリーナにおいて環境に優しい運営を行うための国際的な基準を満たしていることを示すものです。毎年、厳しい審査をクリアすることが求められ、水質、環境マネジメント、教育、アクセス性、安全性など、SDGsの17の目標に関連する基準が設けられています。この認証を取得することで、地域は持続可能な方法での経済活性化と、地元海洋環境への愛着を育むことが期待されています。

地域の連携と課題の解決



二色の浜海水浴場は、1994年には年間利用者が65万人を超えていましたが、レジャーの多様化に伴い年々利用者数が減少しています。特に海水浴場の利用が無料であることが、持続可能な運営の妨げとなっていました。そこで地域住民や企業、団体が連携し、ビーチの魅力を再発見し、認証取得を目指しました。

くら寿司の協賛による持続可能な発展支援



回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社は、二色の浜海水浴場のブルーフラッグ認証取得のために「2024二色の浜ブルーフラッグシルバーパートナー」として協賛します。協賛金は、ビーチの整備やバリアフリー化に役立てられ、地域の環境学習や清掃活動の支援にも充てられます。

くら寿司の環境への取り組み



くら寿司は、2010年から海洋環境を守るための「漁業創生の取り組み」を進めています。全国116か所の漁港と直接取引し、持続可能な漁業を支援する「一船買い」や、国産天然魚を無駄なく使用する「さかな100%プロジェクト」などを実施しています。これにより、地域の漁業者が安定した収入を得られるように配慮しつつ、新鮮で豊富な食材を提供しています。

未来のための架け橋



二色の浜海水浴場の取り組みは、ただのリゾート地としての価値を越え、地域経済や海洋環境への理解を深める場としての役割も担っています。今後も「ブルーフラッグ」の理念に基づく活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて一歩ずつ進めていくことでしょう。特に子供や孫の世代に美しい海を引き継いでいくために、企業と地域が手を携えて未来へ向かって進む姿が期待されます。

結論



二色の浜海水浴場のブルーフラッグ認証取得は、地域の持続可能な発展と環境保全に向けた新たなスタートを切ったことを意味します。くら寿司は、このプロジェクトを通じて、海洋環境の保護に寄与し、次世代に美しい海を残すための取り組みを続けていく意欲を示しています。今後の動きに注目が集まります。


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