IDデータセンターマネジメント、VROPの新機能で進化
株式会社IDデータセンターマネジメント(DCM)は、2024年8月27日から、バーチャルオペレーションセンターの最新バージョン「ID-VROP」を発売します。このバージョンアップにより、システム運用の効率化を図るための新機能が追加され、現代のデジタルテクノロジーの進展に対応したという背景があります。
システム運用の重要性
IT業界では、システムの安定運用がますます重要視されています。DCMは、システム運用のあり方を根本的に見直し、新しい価値を提供することを目指しています。その中でVROPは、革新的なソリューションとして位置づけられています。
新機能の詳細
新たに追加された機能には、障害検知機能とホワイトボード機能が含まれます。
障害検知機能
この機能では、監視システムから障害通知が届くと、自動的にアラートを発報します。「障害が発生しました」というダイアログが表示され、同時にランプが点灯し、音響アラームが再生される仕組みです。視覚と聴覚の両方を用いて障害を明確に検知できるため、迅速な障害対応が可能となります。この機能では、過去の障害履歴もダッシュボードで確認でき、一元管理が実現します。
ホワイトボード機能
システム障害の原因を探る際に役立つホワイトボード機能も新たに加わりました。各ユーザーが自由に閲覧・編集できるため、障害発生時には対策会議室で状況を共有し、効果的な対応策を協議することができます。
VROPの全体像
VROPはメタバース上に構築されたバーチャルなシステムオペレーションセンターです。複数の拠点からリモートでアクセスできるため、リアルとバーチャルを融合させた新しいコミュニケーション手法を通じて、システム運用業務を円滑に行うことができるのです。このシステムは、大規模災害や人手不足といった課題に対しても解決策を提供し、新しい働き方を提案します。
また、VROPには3D音響によるコミュニケーション機能や、二要素認証・通信暗号化・アクセス履歴管理などのセキュリティ機能も搭載されており、安全なシステム運用を保証します。
将来的な展望
VROPはシステム運用業務だけでなく、バーチャルオフィスや店舗、イベントなど多様な場面でも活用が期待されています。DCMではさらに機能を拡張し、さまざまなニーズに応えるサービスの開発を進めていく方針です。
詳細な情報やユースケースに関しては、以下のウェブサイトをご覧ください。
【お問い合わせ先】
株式会社IDデータセンターマネジメント
担当: DX戦略担当上世
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