AYDA Awards 2024の開催について
日本ペイントグループは、アジア各国を対象にした建築デザインコンペティション「AYDA Awards 2024」の日本地区での参加者募集を、2024年7月31日から開始することを発表しました。このコンペティションは、さまざまな国や地域の学生が応募できる国際的なプラットフォームであり、時折超えた創造性を求めています。
この「AYDA Awards」は、2008年から続く歴史を持ち、「多様性を受け入れ、社会に目を向けること」から派生した優れた人材の育成を目的としています。日本、中国、シンガポール、マレーシアなど、総勢20の国と地域から集まった学生たちが、建築やインテリアデザイン分野でその腕を競い合います。
今年のテーマと審査体制
2024年度の日本地区テーマは、「あいまいさの確かな形質」と設定されています。このテーマは、モダンデザインと文化的背景を融合させる新しい視点を提供します。審査は法律家の水野祐氏が審査員長を務め、建築家の藤原徹平氏及び中山英之氏が審査コメントを担当します。それぞれの独自の専門知識を生かしつつ、審査される作品に新たな視点がもたらされることでしょう。
表彰と国際交流の場
各国・地域で選ばれた最優秀賞受賞者は、賞金の他に「インターナショナルアワードセレモニー」に招待されます。このセレモニーでは、各国の選出作品が一堂に会し、国際的な評価を受けることができる絶好のチャンスです。さらに、このセレモニーの最優秀者は、ハーバード大学デザインスクールで実施される6週間の「デザインディスカバリープログラム」に参加することができます。このプログラムは、日本ペイントグループが設立したフェローシップ基金の還元でもあり、世界中の才能ある学生たちとの貴重な交流の場となります。
応募要項と概要
- - テーマ: あいまいさの確かな形質
- - 応募期間: 2024年7月31日(水)~ 11月14日(木)
- - 結果発表: 2024年12月上旬予定
- - 応募資格: 大学や短大、専門学校などに在籍する18歳以上の学生
- - 応募方法: 詳細は公式ウェブサイトで
- - 審査員: 水野祐、藤原徹平、中山英之
応募者には、最優秀賞に選ばれた場合、賞金30万円に加え、審査員とのインターンシップツアーが提供されます。また、優秀賞を受けた学生にも賞金とインターンシップの機会が与えられます。
AYDA Awardsの意義と期待
「AYDA Awards」は、単なるコンペティションにとどまらず、国や地域を越えた学生同士の交流を重視したイベントでもあります。建築やデザインの未来を担う若手クリエイターたちが、互いに学び合い、成長する機会を提供する場としても重要です。
このコンペティションを通じて、未来の建築デザインに必要なスキルを身に着け、さらなる創造的な挑戦へとつなげていけることでしょう。日本ペイントグループは、これからもできる限り多くの学生の挑戦をサポートし、多様性を大切にしたグローバルな人材育成に貢献していきます。