高効率多重円板型脱水機 HJD型の新発売
株式会社鶴見製作所(本社:大阪市鶴見区)は、このたび革新技術を搭載した『高効率多重円板型脱水機 HJD型』を新たに市場に投入しました。この新型脱水機は、特に汚泥処理業界において幅広い汚泥性状に対応する能力を持ち、効率的な脱水プロセスを実現します。
従来機の課題を克服する新技術
従来の脱水機は、低濃度の汚泥の処理において閉塞リスクがあり、固形物回収率の向上が求められていました。HJD型は、これに対応するため新しい「濃縮機構」を採用し、より高い効率で様々な汚泥の処理が可能となりました。当社の従来機と比較しても、その効果は顕著です。
業界初の独自技術
さらに、HJD型は業界初となる「多重板型スクリュープレス濃縮機構」と「多重円板型脱水機構」のコンビネーションを実現しました。この独自の技術により、食品工場やし尿処理場、畜産設備など、大量の汚泥を処理するシーンにおいて特に有効な脱水機となっており、多数のアプリケーションに対応しています。
機器の詳細とスペック
HJD型は二つの機種、HJD-1500とHJD-2000を展開し、各機種において異なる処理能力を設定しています。
- - 処理能力 : 72~160kgDS/h
- - ろ体幅 : 1500mmおよび2000mm
- - 総合出力 : 5.9kW(HJD-1500)および6.3kW(HJD-2000)
- - 電源 : 三相200V
発売日は平成30年2月1日であり、特にHJD-2000型は4月にリリース予定です。希望小売価格は27,300千円から31,700千円(税別)とされています。年間の販売目標は10台、売上見込額は300百万円となっています。
まとめ
高効率多重円板型脱水機 HJD型は、従来の技術を超える汚泥処理の可能性を提供し、特に食品工場や畜産施設などの大規模な処理において大きな成果を上げることが期待されています。今後の市場動向に注目し、ぜひその効果を体験してみてください。
詳しい情報は
こちらからご覧いただけます。