デジタルトランスフォーメーション加速を目指すIGP-VPとsmartroundの連携
イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ(以下、IGP-VP)は、スタートアップと投資家のためのデータ作成・共有プラットフォームである「smartround」を導入し、ファンドマネジメントにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに進める意向を表明しました。設立からわずか3年で、CVCファンドを中心に5社のゼネラルパートナー業務を受託し、運用資産残高は約170億円に達しているIGP-VP。その急成長の背景には、継続的なモニタリングやファンド管理体制の強化があると言われています。
smartroundとは
smartroundはスタートアップと投資家とのコミュニケーションを円滑に行うためのプラットフォームで、株主総会や資本政策、ストックオプションの管理など、スタートアップ向けの業務を効率化します。また、投資家にとっても、ソーシングや投資先の管理、パフォーマンス分析、レポーティングなどを容易にする機能を備えています。このサービスはすでに5,900社以上のスタートアップが利用しており、同時に投資家やアドバイザー向けの有料サービスも70以上の組織に提供されています。
IGP-VPのDX推進の意義
今回のsmartround導入によりIGP-VPはキャピタリストの業務負荷を軽減すると同時に、業務の効率化を図ることができます。これにより、ソーシングや投資先支援など本来の業務にさらに多くの時間を割くことが可能になります。成長を続けるスタートアップとの協業を促進し、新たな社会価値の創出を支援するためには、このような手段は欠かせません。
投資先企業との連携
IGP-VPはsmartroundの利用を投資先企業にも促進し、事務作業の負担軽減と投資家とのコミュニケーションの質向上に寄与することを目指しています。特に株主総会や資本政策に関する業務は、効率化することで貴重なリソースを他の重要な業務に振り向けることができるほか、情報共有による透明性や信頼性の向上も期待されます。
スタートアップ支援への視点
IGP-VPは「挑戦者たちと共に、地球の未来を拓く」というビジョンのもと、スタートアップや起業家を支援し、既存産業との共創を通じて、次世代のためにより良い社会作りを目指しています。これまで運用してきたファンドには、株式会社ゴールドウィンやJ.フロントリテイリング、イオンモール、大和ハウスなど、信頼性のある企業が名を連ねており、そのパートナーシップから得られるサポートはスタートアップの成長に大きく寄与しています。
まとめ
IGP-VPによるsmartroundの導入は、デジタルトランスフォーメーションを推進し、ファンドマネジメントの在り方を革新する大きな一歩です。スタートアップと投資家の間に立つ存在として、IGP-VPは今後も業界でのリーダーシップを発揮し、健全なエコシステムの形成に寄与し続けるでしょう。smartroundの導入によって、スタートアップの支援体制がより一層強化されることが期待されます。
さらに詳細な情報は
smartround公式サイトでご覧いただけます。