北青山D.CLINIC新施設
2025-09-09 11:04:53

アークワイズ、北青山D.CLINICに新たな細胞培養施設を設置へ

アークワイズが新たな細胞培養加工施設を開設



株式会社アークワイズは、東京都渋谷区にある医療法人社団DAP 北青山D.CLINIC向けの新たな細胞培養加工施設(CPC)を設立し、2025年9月4日に厚生労働省からの特定細胞加工物製造許可を正式に取得しました。この新しい施設は、再生医療の提供体制を一層強化するためのものです。

再生医療における新たな展望



再生医療は、多くの加齢に伴う疾患への治療手段として期待されており、社会的にも注目されています。しかし、これに伴い、安全性や運営の透明性が求められるようになりました。アークワイズが新設するCPCは、これらの要件に応えるべく、高度な管理体制や最新の設備を整備し、再生医療の安全性を確保します。

新CPCには、大型の安全キャビネット4台、CO₂インキュベーター10台などが導入され、細胞培養から投与に至るまで、一貫した環境で行えるように設計されています。

北青山D.CLINICの役割



北青山D.CLINICは、新設されたCPCと既存のCPCの2つを併設することで、細胞の採取から管理、投与までを自施設で行う体制を整えています。このような併設体制は国内でも非常に珍しく、より多くの患者への治療を提供するための仕組みが整います。

患者への影響



この新しい体制により、患者は待機期間が短縮され、治療スケジュールが安定することが期待されます。また、災害リスクなどによる不測の事態にも対応できる体制が強化されるため、安心して再生医療を受けることが可能となります。

治療法と安全性の確保



北青山D.CLINICでは、再生医療の適応症についても広範囲かつ専門的なアプローチを採用しています。具体的には、加齢に伴う疾患から幅広い選択肢が提案されるため、患者に合った最適な治療法を選択することができます。

また、安全性と質の確保を徹底するため、専門医と連携し、独自の審査体制を有しています。これにより、治療計画を厚生労働省に届け出た15の治療カテゴリーで、23の具体的な治療に関する取り決めがなされています。

設備とプロセス



再生医療において、幹細胞の品質を保つための高度な管理が重要です。新CPCでは、ISOクラス5相当の清浄度を有する室内環境のもと、細胞培養が行われます。このような厳選された環境での培養に加えて、温度や湿度などの管理が徹底されており、緊急時には迅速なアラートが出るように設計されています。

また、治療方法についても、患者の病態に応じた多様な選択肢があり、局所投与や経静脈投与など、状況に応じたアプローチが可能です。

未来への期待



アークワイズと北青山D.CLINICの新しい取り組みにより、再生医療がより安全で、多くの患者に届く環境が整うことが期待されます。院長の阿保義久氏も「これまでの実績が示す通り、適切なプロセスを経れば安全に治療を行うことが可能です」と語り、今後の発展に向けた意欲を示しています。

公式のYouTubeチャンネルでは、院長の解説動画も公開されています。新たに開設されたCPCや再生医療の詳細について興味のある方は、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社アークワイズ
住所
東京都渋谷区神宮前3-7-10ARK WISE BLDG. 4F
電話番号
03-5411-8225

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