子ども安全対策
2018-08-02 10:00:41
夏休みの子ども安全対策に対する意識調査と見守りサービスの紹介
夏休みの子ども安全対策に関する調査結果
近年、子どもたちの安全に関する関心が高まっている中、ドリームエリアが実施した「夏休みの子ども安全対策」に関するアンケート調査の結果が発表されました。この調査は、2018年7月26日から31日の期間で実施され、32,504名の保護者から有効な回答が得られました。
調査の主要ポイント
この調査によると、実に36%の保護者が子どもの“連れ去りや誘拐”を気にかけているとの結果が示されました。特に、夏の季節は水の事故が多発することから、保護者たちの不安が増していることがわかります。しかし、興味深いことに、子どもたちの約半数は川や海で泳ぐ際にライフジャケットを着用せずにいるという実態も明らかになりました。
夏休み中の子ども見守り方
夏休み期間中、保護者が不在の場合、子どもはどのように過ごしているのでしょうか。アンケートの結果、「祖父母に見てもらう」と答えたのは25%、続いて「子どもだけで留守番」と答えたのは24%、そして「学童保育などを利用する」という回答が20%となり、祖父母の存在や地域のサポートが大きな役割を果たしていることがわかります。
子どもの外出時のルール
また、子どもだけで外出する際には、70%の保護者が「行き先を伝える」と回答し、30%は「行ってはいけない場所を決める」と選択。子どもたちが外へ出る際に、何らかのルールや約束を設けることで、安全対策を講じていることがうかがえます。
連れ去りや誘拐の懸念
続いて、夏休み中に心配なこととして「熱中症等の天気による事故」(70%)や「交通事故」(67%)が挙げられた中、なんと「連れ去りや誘拐」が36%と、多くの保護者がこの問題を危惧していることが判明しました。子どもを持つ保護者にとって、現代社会での子育ては不安要素が多いようです。
水の事故防止の意識
さらに、水泳や海水浴の際の安全対策に関して調査したところ、実に約半数がライフジャケットを未着用であることがわかりました。各年齢層で見ると、特に未就学児は50%、小学生は40%がライフジャケットを着用しないという実情があります。これらの結果を受けて、子どもたちの安全教育の強化が必要と言えるでしょう。
見守りサービス「みもり」の活用
このような状況に対処するために、ドリームエリアの提供する見守りサービス「みもり」が注目されています。「みもり」は、スマートフォンと連携することにより、保護者が子どもを遠隔から見守れるサービスです。特に危険な場所に入った際には音声で警告を発する機能があり、主に夏休みの外出時に役立つことが期待されます。
「みもり」の機能
「みもり」は、危険な場所に子どもが入った際に保護者に通知し、自動的に音声による警告を行います。また、子どもの行動をAIによって学習し、普段と異なる動きがあった際にはすぐに保護者に通知する仕組みも整っています。緊急時には、緊急ボタンを押すことで保護者に現在地を送信することも可能です。
まとめ
ドリームエリアは、IoT技術を用いた子どもの安全対策を今後も進めていくと発表しています。地域全体で安全な環境を作ることが、子育てしやすい社会への第一歩となるでしょう。子どもたちが安心して夏休みを楽しめるために、保護者の意識向上と見守りサービスの活用が不可欠です。
会社情報
- 会社名
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ドリームエリア株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1-20-8寿パークビル9階
- 電話番号
-
03-5468-7225