テラスペース、超小型衛星TATARA-1Rによる実証実験開始
テラスペース株式会社が実施するホステッドペイロードサービスの実証実験が、この度具体化しました。共同で取り組むのは、清原光学、黒崎播磨、戸畑製作所、そしてクリスタル光学の5社です。彼らは、70キロ級超小型衛星TATARA-1Rにマイコンカメラ用の宇宙望遠鏡を搭載し、その信頼性を検証するための覚書を交わしました。
このプロジェクトは、衛星技術の発展に寄与することを目的としています。今後、清原光学が主導し、テラスペースとのホステッドペイロードサービス契約が締結される見込みです。日本の宇宙産業に新たな風を吹き込むこの実証実験は、かなり期待されています。
宇宙望遠鏡の設計と素材
TATARA-1Rに搭載される宇宙望遠鏡は、清原光学とクリスタル光学が過去に開発した全アルミニウム製の望遠鏡をベースに、さらに改良を加えたモデルとなります。驚くべき点は、その主鏡と副鏡に黒崎播磨の低熱膨張セラミックス製品「NEXCERA®」が採用されていることです。これにより、高精度な観測が可能になると期待されています。また、戸畑製作所の難燃性マグネシウム合金が鏡筒とカメラマウント部に使用され、耐久性が向上しています。
実証実験の意義
この実証実験は、将来的な人工衛星や成層圏通信プラットフォーム(High Altitude Platform Station、HAPS)に向けた新素材の活用を促進する重要なステップです。これにより、宇宙望遠鏡を利用した多様なデータ収集が行えるようになり、科学技術の発展に貢献することでしょう。
打ち上げの計画
TATARA-1Rは、テラスペースとスペースワン株式会社の協力により、スペースポート紀伊からカイロスロケット3号機で打ち上がる予定です。この重要な任務の実施に向け、参加企業は協力を深めています。
テラスペースの今回の挑戦は、新しい宇宙ビジネスモデルの構築に寄与する可能性を秘めており、宇宙産業のさらなる発展に寄与することが期待されます。
各社の連携により、新たな革新が生まれることを願っています。詳しい情報は、テラスペースのプレスリリースや清原光学へのお問い合わせも参照してください。
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