舞踏映画『東京巡礼』クラウドファンディング始動
舞踏と映像を駆使し、身体文化に新たな視点を届けるチーム・ユリシーズが、東京を舞台にした舞踏映画『東京巡礼』のクラウドファンディングを開始しました。この取り組みは、2025年9月13日から始まり、目標金額250万円に向けて11月25日まで支援を募ります。
プロジェクトの背景
ユリシーズは、千葉県松戸市を拠点に活動しているチームで、身体の持つ内面的な力を映像として表現することに挑戦しています。代表の飯田将茂氏が出会った原初舞踏のダンサー・最上和子氏の影響を受け、内在する身体の魅力を映し出すことを目指しています。今回は、高い社会性を持つフォーマットで、より多くの人々に身体の豊かさを届けようと考えています。
映画『東京巡礼』のコンセプト
昨年のドーム映像作品『HIRUKO』が高い評価を受けたことを踏まえて、新たに制作される『東京巡礼』は、東京の都市空間における身体と自然の関わりをテーマにしています。飯田氏は、「都市の中にも大自然が存在する」というメッセージを込み入れ、「私たちの内側に共鳴する力と、それを大切にすることの重要性」を伝えたいと述べています。
クラウドファンディングの進展
プロジェクト発表からわずか3日で150万円の目標金額に到達し、多くの支持を集めました。体験型のリターンや、原初舞踏ワークショップを通じて、参加することができる機会を提供し、身体を内側から体験することの楽しさを伝えています。
さらに、リターン内容には試写会参加権や、稽古DVDなど多様な選択肢が用意されており、支援者が直接プロジェクトに関与できるような仕組みが整えられています。
映画制作の期待
ユリシーズは、映画『東京巡礼』を通じて、身体の新たな可能性と共感を広めていく考えです。身体が希薄化する現代において、豊かな自然に癒しを求めるのではなく、都市の中での身体の重要性を再認識させることが狙いです。ユリシーズは、映像を通じて身体と心が繋がる瞬間を共有し、内なる力を引き出し、それを発信していくことを計画しています。
最後に
プロジェクトは2026年の春に試写会を開催し、秋には国際映画祭への出品を予定しています。あなたも新たな舞踏文化の一端を担い、『東京巡礼』の一員になってみませんか?
支援を通じて、舞踏が持つ豊かな表現力とその魅力を共に広げていきましょう。詳しくは、
こちらのリンクをご覧ください。