再春館製薬所の水守り活動
2024-07-03 11:10:10

熊本を代表する化粧品メーカーが水を守る!再春館製薬所の「くまもと地下水財団」への5年間寄付開始

熊本の豊かな地下水を未来へ繋ぐ、再春館製薬所の「水守り」



熊本県を拠点とする化粧品メーカー、再春館製薬所は、自社の主力商品「ドモホルンリンクル」の原料となる、熊本県産の「阿蘇の伏流水」を守る活動を本格化させました。

2024年4月より、同社は売上の一部を「くまもと地下水財団」へ寄付することを発表。5年間で積み重ねられる寄付金は、熊本の地下水涵養推進事業に充てられ、未来の世代に豊かな水資源を引き継ぐための活動に役立てられます。

再春館製薬所は、長年「熊本が世界に誇る地下水脈を未来につなげ、育てる役割を担う」という強い意志を持っており、今回の寄付は、その意志を具体的な行動に移す一歩と言えるでしょう。

熊本県と再春館製薬所を繋ぐ「阿蘇の伏流水」



熊本県は、豊かな自然環境に恵まれ、地下水資源が豊富です。特に、阿蘇山麓に湧き出る「阿蘇の伏流水」は、その清らかさとミネラル成分のバランスから、古くから人々に愛されてきました。

再春館製薬所は、創業以来、この「阿蘇の伏流水」を自社製品の原料として使用し、その品質の高さを世界に発信してきました。現在、ドモホルンリンクルを始めとする多くの製品に、この貴重な地下水が活用されています。

再春館ヒルトップ:自然との共存を体現する本社



2001年に誕生した再春館製薬所の本社「再春館ヒルトップ」は、「人間も自然の一部である」という漢方の考え方を基に、自然との共存を目指した設計となっています。

太陽光発電の導入、産業廃棄物の削減と再資源化、敷地内の緑化維持など、多岐にわたる環境保護活動を積極的に行っています。特に、工場排水は浄化槽で処理され、魚が棲めるほどの状態にまで浄化された後、防火用水やトイレの水として再利用されています。

また、再春館ヒルトップは、敷地内の7割を緑地として確保し、雨水を地下浸透させることで、地下水涵養に貢献しています。年間20万トンもの水を地下水として戻す取り組みは、再春館製薬所の「水を守る」という強い意志を象徴するものです。

未来への投資:お客様と共につくる循環



再春館製薬所は、「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念を掲げ、自然環境への感謝と責任を常に意識しています。今回の寄付は、その理念に基づき、未来の世代に豊かな自然環境を引き継ぐための取り組みです。

再春館製薬所は、今後も「水を守る」活動を積極的に展開していくことで、お客様との絆を深め、持続可能な社会の実現を目指していきます。


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