2024年10月2日から2025年3月31日まで、株式会社パムとオリックス自動車株式会社が共同で実施した「支笏湖の森づくり大作戦2024」キャンペーンの結果が発表されました。この取り組みは、北海道千歳市にある支笏湖の環境保全に貢献することを目的としています。
本キャンペーンは、パムが運営する旅行予約サイト「たびらい」経由でオリックスレンタカーのハイブリッド車を利用することで、得られた料金の1%相当額を寄付するという仕組みです。結果として、253,294円の寄付金が「一般社団法人かのあ」に送られました。この団体は支笏湖の環境保全活動を推進しており、寄付金は水質保全活動や森林整備活動の資金として活用されます。
支笏湖は美しい自然景観が広がる領域であり、今回の寄付は「KEEP BLUE PROJECT」にも寄与します。このプロジェクトでは、地域の水辺の清掃やゴミ拾い、さらに周辺森林の整備を行っています。派遣されたボランティアたちの活動により、支笏湖の自然環境の保護と再生が進められています。
また、小学生を対象にした自然体験活動や支笏湖の清掃活動といったイベントも開催され、地域の子どもたちに自然について学ぶ機会を提供しています。これにより、次世代の環境意識を高め、地域のリーダーシップを育むことが期待されています。
株式会社パムは2000年に沖縄で創業し、旅行予約サイト「たびらい」を運営する企業です。彼らは現地主義の視点から、旅行やレジャーをより楽しいものにすることを目指しています。また、パムは環境保護活動にも力を入れており、2013年からは沖縄でサンゴの保全活動も実施しています。パムとオリックス自動車は、支笏湖の森づくりを通じて、環境負荷の低減に資する社会貢献を行い続ける意向を示しています。
寄付金の贈呈式は2025年6月5日に行われました。式には、パムの木村寿紀氏、オリックス自動車の畑山義美氏、かのあの松澤直紀氏が出席し、寄付金が支笏湖の自然保護に役立てられることを確認しました。今後も地域社会への関与を強化し、環境保全に貢献する努力を続けていく予定です。
環境に対する取り組みは、企業の社会的責任としてますます重要視されています。「支笏湖の森づくり大作戦2024」のような地道な努力が、地域社会だけでなく、未来の世代にも影響を与えることが期待されています。支笏湖の持続可能な美しさを保つためにも、今後の活動に注目していきましょう。