金価格高騰に挑む新たな戦略
最近、金価格の急騰がもたらす影響により、ジュエリーブランドが厳しい時代を迎えています。この市場の変化に敏感に反応したのが、株式会社KIRA SHAREです。東京都港区に拠点を持つ同社は、会員数3万人を誇る定額制ジュエリーシェアリングサービス「KIRA SHARE」を通じて、新たな「パートナーブランド・プログラム」の募集を開始しました。このプログラムは、消費者が「試してから購入する」という心理的障壁を取り除くことを目指しています。
金価格高騰が影響を及ぼす
金価格の高騰は、単なる価格上昇だけでなく、消費者の心理にも深刻な影響を与えています。「試してみないと大金を払いたくない」という思いから、ジュエリー購入の控えが顕著になっています。KIRA SHAREは、この状況を打破するため、自社のプラットフォームを活用し、ジュエリーブランドに新たな販路を提供することを決定しました。
多くのジュエリーメーカーが抱える具体的な悩みは、以下の通りです。
- - 自社サイトだけでは潜在的ユーザーへの効果的アプローチができない。
- - 高額な金のイメージから、購入をためらう消費者が増加。
- - ブランドの価値をターゲット層にどう伝えるかが課題。
- - 広告費をかけても売上には結びつかない。
- - 社内で複数のブランド構想があるが、広告費が負担。
- - SNS活用が多岐にわたり、社員の負担が増えている。
- - 自社でのレンタル事業は構造やリスク面で難しい。
これらの悩みを解決するため、KIRA SHAREは「パートナーブランド・プロジェクト」を立ち上げました。具体的には、ジュエリーブランドが抱える課題に対して、KIRA SHAREのサービスがどのように貢献できるのかを説明しています。
パートナーブランドの4つのメリット
KIRA SHAREが提供するパートナーブランドのメリットは4つに集約されています。
1.
高関心層へのダイレクトPR
KIRA SHAREサイト内に新設されるパートナーブランドページで、ジュエリー好きの会員にブランドの魅力を直接アピールできます。
2.
試着による購入ハードルの解消
消費者はまずレンタルでジュエリーを試着できます。その後、実物の良さを実感し、購入意欲が高まります。
3.
ブランド自社サイトへの送客
KIRA SHAREを通じて気に入ったユーザーは、ブランドのECサイトでの購入が促され、直接ブランドの顧客を増やす手助けをします。
4.
低リスクでのテストマーケティング
広告費やSNS運用の負担がなく、新作や新ブランドをプラットフォームに掲載することで、リアルなユーザーの反応を測定できます。
これらのメリットにより、KIRA SHAREは「レンタル」という新たな階段を提供し、購入時の心理的障壁をクリアできる状態を作り出しました。
今後の展望
KIRA SHAREは、厳選した国内ブランドをサイトに掲載し、さらに多くのユーザーを獲得することでPR効果を最大化させることを目指しています。消費者はKIRA SHAREを通じて商品を手にし、自宅で利用しながら、気に入った場合は直接ブランドのECサイトで購入する流れを作り出します。このプロセスを通じて、消費者は安心して次回以降も購入ができるため、ブランドにとっては新たな顧客獲得のチャンスとなります。
終わりに
このプログラムが初回ということもあり、掲載社数には限りがありますが、様々なプランが用意されています。ジュエリーブランドの皆さん、ぜひKIRA SHAREを通じて新たな販路を開拓してみてはいかがでしょうか。興味がある方は、KIRA SHAREの公式サイトよりお問合せをぜひご利用ください。
公式サイト:
KIRA SHARE