埼玉・神川町で楽しむ夏の食育体験
埼玉県の田園風景に囲まれた神川町には、特異な体験ができる場所があります。それが温泉サバ陸上養殖場です。この施設では、海から遠く離れた埼玉でも新鮮な海の魚を楽しむことができ、特に子どもたちに向けた夏休みの食育企画「釣り・さばき体験塾」が開催されます。
体験の内容と魅力
このイベントは、2025年の8月13日から17日までの5日間にわたって行われます。参加者は、養殖場の水槽内にいるタイやイサキを自ら釣り上げ、次にそれを捌き、その場で味わうという一連の流れを体験します。これは単なる釣り体験ではなく、食材がどのように料理されるのか、その前段階の深い理解を促す絶好の機会となります。
特に、海なし県である埼玉では、海の魚を釣るということ自体が珍しい体験です。子どもたちは、命をいただくことの意味や食材を大切にする心を学ぶことができるのです。
イベントの詳細
- - 開催日: 2025年8月13日(水)~17日(日)
- - 実施時間: 各日10時、12時、14時、16時の4回(1組最大2名のお子さんと大人1名以上が必要)
- - 開催場所: 温泉サバ陸上養殖場(埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1)。カーナビ使用の場合は「おふろcafe 白寿の湯」で検索。
- - 参加費用: 子ども1名5,980円(税込)、大人1名1,980円(税込)
- - 持ち物: 汚れても良い服装やエプロンなど
参加するための規定もあり、お子様のみでの参加はできず、必ず大人の同伴が必要です。また、熱中症対策も考慮されており、暑さ対策を講じた上で参加してほしいとされています。
事前予約の重要性
この体験は完全予約制で、定員も限られています。事前に公式サイトからの申し込みが必須であるため、参加希望者は早めに予定を立てることをお勧めします。
予約はこちらから
温泉と美味しい体験
この温泉サバ陸上養殖場は、いまだ若い株式会社さかなとによって運営されています。ここでは、海からサバを陸上で養殖し、地域の農業や食に対する意識を変えていく試みが行われています。また、養殖の過程も見学できるため、子どもたちは実際に魚がどのように育てられるのかを学ぶことができます。
加えて、施設内には温泉のお楽しみも用意されています。地下750メートルから汲み上げられる天然温泉は、心身ともにリフレッシュさせてくれることでしょう。近年には、回転式流しそうめん機が導入され、より楽しい食体験を提供しています。
まとめ
この夏休み、子どもたちにとって特別な思い出となる体験が待っています。温泉サバ陸上養殖場で、命をいただく大切さを体感しながら、美味しいお魚を釣り、捌き、食べる。この貴重な経験を通じて、子どもたちの心に食育の大切さが根付くことでしょう。ぜひ、家族での参加をお待ちしております。