新潟県チーム、「大阪・関西万博」シニアeスポーツ大会に出場決定！

新潟県チーム、大阪・関西万博シニアeスポーツ大会に出場決定！

新潟県から、加茂市を拠点に活動する「Come on Niigata!」チームが、「大阪・関西万博」にて行われるシニアeスポーツの決勝大会に出場することが決まりました。これは、一般財団法人新潟県老人クラブ連合会が進めているプロジェクトの一環としての成果であり、団体では、健康寿命の延伸や、高齢者の世代間コミュニケーションの促進を目指しています。

シニアeスポーツの意義と目的

新潟県老人クラブ連合会は、1963年に設立され、現在は12,000名を超える会員を抱える団体です。この団体では、「ゲーム」ではなく「シニアeスポーツ」として、参加者が楽しみながら身体知を向上させ、同世代や若い世代との交流を促すことを目的としています。特に、授業や研究においてシニア層の健康促進が提唱されていることを背景に、これらの活動が展開されています。

具体的には、以下のような効果が期待されています：

- 健康維持・身体知の向上
- チーム内でのコミュニケーション活性化
- 世代を超えた交流の形成
- 地域コミュニティの活性化

GeeSports大会について

2025年10月1日、大阪・関西万博においてシニアeスポーツ大会「GeeSports大会」が開催されます。この大会では、3対3のチーム戦が繰り広げられ、参加者はラジコンのように戦闘機や戦車を操作し、相手チームの拠点を攻撃します。途中で3人が連携して巨大ロボットに変身し、協力して攻撃を仕掛けることもできるため、戦略やコミュニケーションが勝利のカギとなります。

出場チームの紹介

新潟県から出場する「Come on Niigata!」のメンバーは、66歳から76歳までの幅広い年齢層からなり、平均年齢は70.3歳です。彼らは2月からこの大会に向けて練習を重ねてきており、試合に臨む際の意気込みとして、「勝つことよりも時間を楽しむことが大事」と語っています。地元加茂市から名誉を守るため、全力で戦います。

新潟県加茂市の魅力

加茂市は新潟県の中央に位置し、人口は約24,000人。古くから「北越の小京都」と呼ばれる豊かな歴史を有し、雪椿の名所として知られています。また、地域内には多くの伝統工芸や酒蔵があり、多様な文化を楽しむことができます。これらの魅力とは別に、緑豊かな環境で高齢者が元気に活動する姿が、地域の活力を生み出しています。

今後の活動の展望

新潟県老人クラブ連合会では、シニアeスポーツを通じてより多くの高齢者に新たな活動の場を提供し、社会参加を促進することを目指しています。団体の事務局長である田巻香苗氏は、「eスポーツをきっかけに高齢者の活動の場を増やし、地域全体の活性化につなげたい」と意気込みを語っています。

【参考情報】
新潟県老人クラブ連合会の詳細については、公式サイトをご覧ください。