新たな未来を目指す中高生の挑戦!
今年の夏、全国の中高生が参加するオンラインプログラム「TOPPA!!Camp」が開催されます。このプログラムは、コロナ禍で制限されがちな活動の中から新たな学びの場を提供し、特に昆虫食に関連する商品開発を通じてリーダーシップを育成することを目的としています。
プログラムの目的と参加者の学び
TOPPA!!Campでは、ケンブリッジ大学の教授や他の国際的なリーダーたちが講師として参加し、リーダーに必要なスキルや心構え、事業立案に必要な知識を双方向型の形式で伝えます。参加者は、思考力や発信力を実践的に鍛えることができるのです。
特に今回のアウトプット活動では、カンボジアを拠点にする社会革新企業エコロギーと協力し、「昆虫食製品開発・マーケティング戦略立案」にチャレンジします。中高生は5名程度のグループで協力し、各自の課題解決力やコラボレーション能力、さらにはリーダーシップを磨く機会が提供されます。また、希望する参加者は英語でのディスカッションやプレゼンテーションにも挑戦できます。
プログラム概要
- - 日時: 8月7日(土)及び8月20日(金)~22日(日)
- - 開催場所: 完全オンライン(Zoom)
- - 参加者: 首都圏や関西圏、岐阜県、山梨県、福井県、沖縄県などから集まった20名以上の中高生
- - 主催: 株式会社MIRAIingと株式会社エコロギー
このプログラムは、グローバル化やテクノロジーの進歩、持続可能な開発目標(SDGs)など、21世紀の課題に対処するリーダーを育成するために設計されています。今の社会には、変化に対応し、未来を創造するリーダーが求められており、TOPPA!!Campはそのための重要なステップとして位置づけられています。
昆虫食プロジェクト: カンボジアのエコロギーとの連携
参加者には、エコロギーが行う「日本でのコオロギ粉末を用いた昆虫食製品開発・マーケティング戦略」がテーマを与えられます。昆虫食の普及という新たな食材を取り入れたデザインの提案を行います。実行可能性の高い提案をしたグループは、エコロギーによってその実現が進められる可能性もあります。
エコロギーは、カンボジアでコオロギの生産を行い、国際的に販売しています。彼らは持続可能な開発を重視し、家庭農家と協力してコオロギの生産を行うことで、新たな食料資源として昆虫を位置づけています。
中高生の未来を切り開く
このプログラムは、学びを通じて自己成長を促すだけでなく、将来の考え方や仕事に対する姿勢にも大きな影響を与えることが期待されています。リーダーとしての資質を身に付けることができる内容であり、聴講者から直接学ぶことで視野を広げる機会でもあります。
オンラインでの参加なので、全国各地からアクセス可能です。興味のある中高生は、ぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。
終わりに
今後のリーダー育成に向けたプログラムは、ますます重要になっています。TOPPA!!Campは、リーダーシップや創造性を高めるための貴重な機会として、多くの中高生に影響を与えるでしょう。