アステナホールディングス株式会社は、2024年7月12日に開催された取締役会において、2024年5月31日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)について、1株当たり9円00銭と決定したことを発表しました。
同社は、「純資産配当率(DOE)1.5%を下限とし、配当性向30%を目途」に配当額を決定するという安定的な配当政策を実施しており、今回の配当もこの方針に基づいています。
今回の配当に至った背景には、HBC・食品事業における自社企画化粧品の販売好調や、医薬事業における薬価改定によるプラス影響、医療用医薬品や医療機関専売化粧品の新製品販売好調などが挙げられます。これらの要因により、同社は計画を上回る業績を達成しました。
アステナホールディングスは、今後もグループ中長期ビジョン「Astena 2030 “Diversify for Tomorrow.”」の目標達成に向けて、積極的な事業展開を進めていくとしています。今回の配当は、同社の安定的な経営基盤と成長戦略への自信を示すものと言えるでしょう。
なお、同社は2024年11月期の期末配当についても、1株当たり9円00銭での実施を予定しています。