和食祝賀イベント
2014-01-30 12:35:34
ユネスコ無形文化遺産に認定された和食がフランス・イギリスで祝賀イベントを開催
日本料理の国際的な普及を祝う
特定非営利活動法人日本料理アカデミーは、ユネスコに無形文化遺産として登録された「和食 日本人の伝統的な食文化」の正式決定を受けて、記念イベントを開催します。この度の祝賀イベントは、フランスとイギリスの2カ国で行われ、各国の有名な料理人が一堂に会する貴重な機会となります。
フランスでの祝賀晩餐会
フランス側では、2月6日(木)にパリで晩餐会が開かれます。会場はフランス共和国外務省内の迎賓館で、そこに集まるのはフランスの政財界の要人たちです。この晩餐会では、京都の老舗料亭「菊乃井」を含む複数の料理店が協力し、華やかな日本料理を提供する予定です。本イベントは、日本料理の魅力を再認識させるとともに、フランスの食文化との交流を図る重要な場ともなります。
提供される料理の内容は、見た目にも美しい八寸や、蟹を使った煮物椀、伊勢海老や鮃の贅沢な向付料理、またトリュフご飯など多種多様な逸品が用意されています。これらの料理は、すべて日本料理の技法を駆使し、フランスの食文化とも絶妙に融合したものとなっています。
イギリスでの祝賀イベント
続いて、2月10日(月)にはロンドンにてイギリス祝賀イベントが予定されています。このイベントでは、日本料理アカデミーの理事長、村田吉弘とイギリスの著名なシェフ、ヘストン・ブルーメンタル氏との対談が行われます。テーマは「EUにおける和食の未来」で、今後の和食の普及や文化交流に関する意見交換が期待されています。
日本料理アカデミーの役割
日本料理アカデミーは2004年に設立されて以来、日本料理の世界的な理解を促進し、次世代へその文化を継承するための活動を行ってきました。国内外での教育や研究活動を通じて、多くの若い料理人を育成し、日本の食文化を国内外に広める重要な役割を果たしています。
このような祝賀イベントは、単に料理を提供するだけでなく、日本の文化や食の良さを多くの人々に伝える絶好の機会です。今後も日本料理アカデミーは世界に向けて、和食の素晴らしさを発信し続けることでしょう。私たち一人ひとりが、日本の伝統的な食文化を再認識し、その重要性を理解することが求められています。
まとめ
日本料理の普及、継承、発展を目指す日本料理アカデミーの取り組みは、今後も多くの人々に影響を与えていくことでしょう。この祝賀イベントが成功することで、和食の文化的価値がさらに見直されることを期待したいと思います。今後も日本の食文化を大切にし、世界との交流を深めていくことが重要です。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人 日本料理アカデミー
- 住所
- 京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町396-3
- 電話番号
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