概要
エスティ ローダー カンパニーズ(ELC)は、毎年10月を『乳がん月間』と定め、乳がん撲滅に向けた取り組みを行なっています。この活動は、情報提供や寄付活動を通じて乳がん研究を支援するもので、今年で33年目を迎えました。今年のテーマは『美しい絆で、乳がんのない世界へ』です。
ピンクリボンとともに
ELCは、乳がんの象徴としてピンクリボンを用い、啓発活動を行っています。10月には東京と京都でランドマークをピンク色に照らし、イルミネーションやドローンショーを通じて、乳がんのない社会を訴えました。
Run & Walk 2025の実施
その活動の一環として、2025年11月11日、東京の皇居周辺で『乳がんのない世界へRun & Walk 2025』が行われました。多くの賛同者が集まり、乳がんに関する知識を深め、支援の輪を広げる機会となりました。このイベントには、ELCの社員や三菱地所、一般社団法人JBCRGからのボランティアを含め、なんと200名以上の参加者が集結しました。
コースの様子
桜田門広場をスタート地点として、二重橋前や千鳥ヶ淵を巡る約5kmのコースを参加者は反時計回りに進みました。スタート前には、ELCジャパンのジェームズ アクィリナ社長が開会の挨拶をし、エヴリン H. ローダーが始めた『乳がんキャンペーン』の26年の歴史について説明しました。
彼は、「皆さんの情熱とサポートが、研究への資金調達や認知度の向上を支えています」と感謝の意を表し、参加者が着るピンクのTシャツが乳がんについての認知度を高めるシンボルであることを強調しました。冷たい朝の空気の中、参加者たちは笑顔を交えながらスタートの係員の掛け声と共に走り出しました。
新たな取り組み
また、今回のイベントでは新しい試みとして、JALとの連携がありました。JALマイレージバンクでは『JAL Wellness & Travel チェックインチャレンジ ~#乳がんのない世界へ2025~』というキャンペーンが実施され、チェックインごとに100円がJBCRGに寄付される内容です。この取り組みは、健康促進と共に乳がんへの支援を同時に実現するもので、多くの人々に参加を促しています。
未来へのメッセージ
ELCの啓発活動は、ただの企業の取り組みではなく、日本全体のコミュニティを一つにする力があります。私たちがともに一歩踏み出すことで、多くの人々に乳がんの知識を広め、支援することで、明るい未来を築く手助けとなるのです。『Run & Walk 2025』がその一歩となり、乳がんのない社会の実現へつながることを心から願います。ここから全てが始まるのです。