丸善食品工業がM2Xを全社導入
丸善食品工業株式会社が、株式会社M2Xが提供する設備保全クラウドシステム「M2X」を全グループ会社に導入しました。これにより、同社の全4工場におけるメンテナンス業務やトラブル対応が大幅に効率化されることが期待されています。
M2Xの概要
「M2X」は設備保全業務を一元管理し、業務の効率化を実現するためのシステムです。日常のメンテナンスからトラブル発生時の対応、さらには部品管理までを効率的に行うことで、業務全体の生産性向上と稼働率の向上を図ることができます。
導入の背景と目的
今回、丸善食品工業は、飲料製造に従事するグループ全4工場—本社工場、須坂工場、富士小山工場、信濃高原食品—でM2Xを導入しました。
その目的は、設備のメンテナンス記録や予備品在庫を一元管理し、情報の共有と管理をスムーズに行うことです。すでに先行導入が行われていた富士小山工場では、M2Xを使って設備トラブルの記録や予防保全のメンテナンス作業履歴を管理しており、これにより業務のペーパーレス化や効率化が実現していました。
効率化とナレッジの共有
グループ全4工場にM2Xが展開されることで、各工場間でのナレッジの共有も進む見込みです。これまでエクセルでの管理を行っていたトラブル対応や部品管理については、時間がかかり迅速な対応が難しい状況でしたが、M2Xの導入により昼夜問わず、他工場の情報を即座に共有できる環境が整います。これにより、トラブル発生時の迅速な対応と予防保全が可能になると同社では考えています。
データ活用による未来
丸善食品工業の常務取締役、寺田様は「これからも収集したデータを活用し、トラブル時の短時間での復旧や予防保全、傾向管理、部品管理を効率的に行っていきたい」と述べています。これにより、全社的な運営が一層スムーズになり、競争力を高めることができると期待されています。
会社概要
丸善食品工業株式会社
株式会社M2X
- - 本社所在地: 東京都中央区
- - 事業内容: 設備メンテナンスDXアプリケーションの開発・提供
- - 代表取締役社長: 岡部 晋太郎
- - 公式サイト: m2xsoftware.com