寺地はるなの新作
2025-10-30 13:03:22

デビュー10周年の寺地はるなが贈る感動の30作目小説が登場

デビュー10周年を迎える寺地はるな



作品発表から10年の月日が経った寺地はるなが、記念すべき30作目の小説『世界はきみが思うより』を11月13日に発売します。この新作は、彼女のデビューからの道のりを振り返ると同時に、今の時代に必要なメッセージを届ける作品となっています。

寺地はるなのプロフィール


寺地はるなは、2014年に『ビオレタ』でデビューし、以来多くの文学賞にノミネートされています。2021年には『水を縫う』で河合隼雄物語賞を受賞し、昨年には『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞を獲得するなど、その実力は折り紙付きです。

新作『世界はきみが思うより』の内容


新作『世界はきみが思うより』では、「愛のかたち」というテーマを織り交ぜながら、登場人物たちが自身の悩みを乗り越え、一歩を踏み出す姿を描いています。物語には、他人の作った料理を受け付けない高校生冬真と、「美しいもの」にこだわるあまり心を病んでしまった少女紗里が登場します。

彼らがどのようにして互いに助け合いながら、信頼を取り戻していくのかという感動のストーリーが展開されることは間違いありません。冬真が時枝くんと出会うきっかけや、紗里が自己嫌悪を克服し成長していく様子が、本作品の魅力になっています。

書店員からの反響


早くも書店員の間では、熱いレビューが寄せられています。
「何度も読み返したい」「私を救ってくれる」といった感想が続出しており、多くの人々の心に響く作品であることが伺えます。糸井重里さんや紀伊國屋書店久留米店の池尻さんを始め、書店員たちからも期待の声が寄せられているのです。

執筆にまつわる秘話


寺地自身は、小説執筆を「子どもに似ている」と語っています。つまり、自分の考えに沿って進むことができないことも多く、時には思いがけない方向に展開することもあるとのこと。その結果、意図しなかった愛の物語へと成長する様子が、彼女の作品の一つの特徴となっています。実際、『世界はきみが思うより』も初めは「お弁当のお話」であったにも関わらず、異なる形で着地したと言います。

発売を心待ちにするファンたち


寺地はるなの小説は、多くの人々に感動を与え、癒しを提供してきました。デビュー10周年を迎えた今回の新作も、多くのファンの心を掴むことは間違いありません。

書籍詳細


  • - タイトル: 世界はきみが思うより
  • - 著者: 寺地はるな
  • - 定価: 1,760円(税込)
  • - 発売日: 2025年11月13日
  • - ページ数: 224ページ
  • - ISBN: 978-4-569-86015-2

まとめ


『世界はきみが思うより』は、寺地はるなにとって特別な意味を持ちつつ、これまでの作品と同様に、多くの人々に愛されることは間違いありません。この新作を通じて、皆さんもぜひ彼女の描く「愛のかたち」に触れてみてください。

会社情報

会社名
株式会社PHP研究所
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。