コーヒーを片手に世界の健康を考えるオンラインイベント

コーヒーを片手に世界の健康を考える

心地よい冬の朝、あなたはお気に入りのコーヒーを楽しむ時間を持ちたいと思いませんか？そんな特別な時間を大切にしながら、世界の健康問題について考えるオンラインイベントが、2025年12月13日（土）に開催されます。このイベントは「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ（UHC）」をテーマにしており、すべての人が医療や保健サービスを安心して受けられる社会を目指す世界的な取り組みについて学ぶことができます。

イベント詳細

イベントは午前10時から11時30分まで、Zoomで行われます。開始前の準備も含め、まったりとしたパジャマ姿で参加できるこのオンラインイベントは、リラックスした雰囲気の中で新しい知識を得る絶好の機会です。参加費は無料でありながら、特別に用意されたコーヒー付きのチケットも販売されています。このコーヒーの購入が、実際に誰かの健康支援につながる素晴らしい仕組みとなっています。

主催は特定非営利活動法人シェア（国際保健協力市民の会）。参加者には、今年の夏に東ティモールを訪れたスタディツアー参加者が体験談を語り、現地の健康課題をより深く理解できます。また、シェアの駐在員が行う保健ボランティア活動や医療従事者研修の報告も行われます。

東ティモールの健康課題

東ティモールは、人口の約7割が農村地域に住む国で、その中でも特に離島アタウロ島では医療アクセスが大きな課題です。病院までの距離が遠く、質の高い医療を受けることが困難な状況が続いています。UHCの実現には、こうした地域の特有の問題を理解することが重要です。

さらに、2021年時点では世界中で約45億人が必要な保健医療サービスを十分に受けられていない現実があります。この厳しい状況を改善するために、私たち一人ひとりが何ができるのかを考えていくことが大切です。

参加があなたにもたらす価値

このイベントは、国際協力や社会貢献に関心がある方、エシカルな暮らし、フェアトレードに興味を持つ方、東ティモールや途上国の健康問題を学びたい方、さらには現地訪問型のスタディツアーに興味がある方々にとって、非常に有意義な機会となるでしょう。コーヒーを楽しみながら、気軽に最新の情報を学び、交流する場も設けられています。

ご寄付のお願い

今回のイベントは参加無料ですが、寄付可能なチケットも用意しています。寄付で集まった資金は、シェアが行う東ティモールにおける保健医療支援活動や、学校保健活動、医療従事者研修、事業運営費用に使われることになります。具体的には、1000円の寄付で医療通訳の派遣や、3000円で離乳食教室の開催が可能になります。