高専進学の実態
2024-10-28 11:21:45

高専進学を決める時期は二極化!中2までに準備を始める学生が約6割の調査結果

高専進学への決断時期と勉強開始時期の二極化



じゅけラボ予備校(大阪市北区)が行った調査によると、高等専門学校(高専)への進学を決めた時期と受験勉強を始めた時期が二極化していることが分かりました。この調査は261名の高専卒業生を対象に行われ、中学入学前や中学1年生までに進路を決めた学生は39.3%を占め、一方で中学3年生になってから決断した学生も37.1%という結果に。

調査結果の概要と進路決定の早期派



中学入学前や中1で進路を決定した学生は合計して39.3%を占め、その中でも中学校に入学する前に高専受験を決めたのは5.7%、中1では33.6%になります。これは約4割に達し、高専の専門教育や将来性に魅力を感じ、計画的に進路を選択する生徒が多い証拠です。特に中専の専門性や実践的教育の魅力を早くから認識し、強い志望を持っている可能性も考えられます。

中3での進路決断の理由



対する中3で高専受験を決めた生徒は37.1%もおり、その内訳は「中学3年の1月以降」が最も多く17.6%を占めています。この時期に決まった背景には、他の高校との比較をして悩んでいたり、高専に関する情報が中3になってから得られた可能性が考えられます。こうした事情から、高専の魅力を再認識し、進路を変更する生徒も多かったのかもしれません。

受験勉強の開始時期はどうなるか



受験勉強の開始時期についても同様の傾向があり、約60%の学生が中2までに勉強をスタートしたことが調査結果に現れています。中学校入学前や中1で始めた生徒は36.3%、中2までに開始した生徒を含めると59.7%に達します。これに対して中3から勉強を始めた生徒は40.2%に上りました。

学習開始時期の推奨



高専合格者における受験勉強開始時期に関する意見では、49.5%が中1までの開始を推奨しています。最も多い意見は中1の10〜12月に始めるべきというもので、この時期は基礎学力を固め、計画的に勉強を進めやすいと言えます。実際には、受験生の約40%が中3から勉強を開始しており、学生が早期の進路決定や勉強計画を持たないと、直前に追い込まれるケースが多いようです。

課題と今後の対応



進路選択に関する不安や情報不足が見受けられることもあり、早急に対策が求められます。調査では|、18.4%の生徒が「わからない」と答えており、進路決定や学習計画に対するサポートが重要とされています。今後、学校や教育機関が生徒や保護者に対し、早期の進路情報提供を行うことが求められます。

まとめ



高専進学を目指す生徒やその保護者にとって、今回の調査結果は進路決定や受験勉強を考える際の有益な情報になります。また、じゅけラボ予備校の取り組みを通じて、生徒一人一人に合わせた適切な学習プランを提供し、志望校合格に向けたサポートが期待されます。


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会社情報

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