アイシティと穴吹ハウジングが共同で環境保全を推進
アイシティを運営するHOYA株式会社アイケアカンパニーは、2025年から株式会社穴吹ハウジングサービスと共同で使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収を開始することを発表しました。この取り組みは、地域に貢献する企業を目指す穴吹ハウジングサービスと、循環型社会の実現を目指すアイシティ ecoプロジェクトの理念が結びついたものです。
プロジェクトの概要
2025年9月から、全国の約22万世帯を対象とした分譲マンションに回収ボックスを設置し、順次回収を行う予定です。具体的には、穴吹ハウジングサービスが管理するマンションにボックスを設け、住民が空ケースを適切に排出するための周知を行います。一方、HOYA株式会社は回収した資源の管理や回収ボックスの提供を担当します。
このプロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた両社の努力を象徴するものでもあります。特に、使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、リサイクル可能であるにもかかわらず、多くは未処分のまま捨てられています。これを改善するための具体的なアクションとして、アイシティ ecoプロジェクトはスタートしました。
アイシティ ecoプロジェクトとは
アイシティ ecoプロジェクトは、リサイクルが可能な空ケースを回収する活動を行っており、全国のアイシティ店舗や協賛団体などに専用の回収ボックスを設置しています。この活動は2010年に始まり、今年で15年目を迎えました。プロジェクトは以下の3つの社会貢献を目的としています。
1. 環境保全(空ケースの再資源化)
2. 障がい者の自立・就労支援
3. 日本アイバンク協会への寄付
活動の成果として、これまでに累計797.83トン(約7億9,700万個分)の空ケースを回収し、17,712,368円を日本アイバンク協会に寄付しています。このように、立体的な貢献が可能な点が本プロジェクトの大きな魅力です。
現在の参加団体と募集情報
2025年8月時点での参加団体数は、学校、企業、自治体のそれぞれで数多くの団体が協力しています。
- - 学校:3,262校(小・中・高・大学・専門)
- - 企業:1,277社(3,802拠点)
- - 自治体:465拠点
現在、回収活動に協力できる団体を常時募集していますので、興味のある方はぜひ参加を検討してください。
最後に
アイシティと穴吹ハウジングサービスの協働によるこのプロジェクトは、私たちの環境への関心を促進し、持続可能な社会を構築するための重要なステップとなるでしょう。使い捨てのコンタクトレンズ空ケースを有効活用することで、より多くの人々へと恩恵をもたらすことが期待されます。私たち一人一人の小さな行動が、大きな環境保全につながるのです。これからの展開に期待が高まります。