DataLabsが目指すインフラ管理の未来
概要
DataLabs株式会社は東京都中央区に本社を置くスタートアップ企業で、最新のデジタルツイン技術を活用したインフラ管理の研究に力を入れています。最近、同社の新たな事業として、インドネシア、タイ、マレーシアにおけるインフラアセットマネジメントに関する市場調査事業が経済産業省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択されました。このプロジェクトは、現地の社会的課題を解決しつつ、日本の高度なインフラDX技術を国際的に展開することを目的としています。
背景
ASEAN諸国は急速な経済成長とともにインフラの新設が進む一方、既存インフラの老朽化が深刻化しています。これに対抗するためには、高度な管理方法が不可欠ですが、3Dデータを用いたアセットマネジメントの普及は未だに進んでいません。DataLabsは、これまでにも国土交通省の協力を得て実証実験を行い、インフラ点検や維持管理を効率化する技術を開発してきました。
事業の目的
今回の調査事業では、どのようにデジタルツイン技術を活用することで、インフラ管理が向上するのかを探ります。具体的には次の項目に焦点を当てます:
1.
各国の国家計画におけるデジタルツインの位置づけ
- インドネシアの大規模インフラ投資、タイのDigital Thailand、マレーシアのMyDigitalなど、各国のインフラ施策を整理し、デジタルツイン技術の導入可能性を分析します。
2.
制度適合性や技術的要件の検証
- 既設及び新設インフラの運用における3Dアセットマネジメントの制度適合性について詳しく調査します。
3.
現地の関係者との協働
- 各国の政府機関や企業とも連携を図り、ヒアリングや展示会でのプロモーションを通じてネットワークを構築し、テスト事業の導入を進めます。
今後の展望
本調査の結果をもとに、現地政府と協定(MoU)を締結し都市レベルでのプロジェクトを進め、2027年から本格的な事業化を目指します。最終的には、ASEAN諸国全体への展開を加速し、日本の建設コンサルタントやIT産業の海外市場での収益を拡大、さらに国内での雇用創出にも寄与したいと考えています。
DataLabsのミッション
DataLabsは「3次元データで建設業を変革する」を掲げ、クラウドを利用した効率的な建設管理システムの提供を行っています。代表的な製品には3D配筋検査システム「Modely」と、インフラ点検システム「Markly」などがあり、技術革新を通じて建設業界に新たな価値を提供しています。
お問い合わせ
詳細については、DataLabsの広報担当までご連絡ください。
このプロジェクトが成功することで、日本の高い技術がASEAN諸国でも導入され、持続可能なインフラ管理の実現に寄与することが期待されます。