小中学生が選ぶ給食メニューランキング
最近、ニフティ株式会社が運営する「ニフティキッズ」で行った給食に関するアンケート調査の結果が発表されました。この調査では小中学生を対象に、学校の給食に対する意見や好きなメニュー、苦手なメニューについて尋ねています。調査には2,344人が参加し、最近の給食事情について知る貴重なデータが集まりました。
調査結果の概要
調査の結果、95.5%の小中学生が学校に給食があると答えています。子どもたちにとって給食は日常的な食事であり、その味についても約9割が「おいしい」と評価するなど、概ね好意的な意見が寄せられました。
人気メニュー
そして、最も人気の高い給食メニューとして選ばれたのは「
あげパン」。このメニューは小中学生ともに1位の座を獲得しました。続いて「カレーライス」が2位という結果が出ており、2021年や2022年の調査でもこれらの人気は変わらず、特に「あげパン」の支持は根強さを見せています。
苦手なメニュー
一方、苦手な給食メニューの1位には「ゴーヤチャンプルー」が挙げられました。ただし、なんと「苦手なメニューは特にない」との意見もあり、この回答が「ゴーヤチャンプルー」に対する回答数を上回る結果となっています。これらの結果は、世代間で好みが異なることを反映しているのかもしれません。
給食を残す場合のルール
給食を残すことについても調査が行われました。「給食を残すことはある?」という設問には62.7%が「ある」と答えています。小学生においては「一定量食べたら残せる」とのルールが存在する学校が多く、中学生では「特にルールはない」と回答した人が最多となる傾向が見られました。このことから、中学校の方がより自由な食事スタイルが許可されていることが伺えます。
給食の制限について
調査に参加した小中学生の43.4%は、依然としてコロナウイルスの影響で給食中のルールや制限が続いていると回答しています。具体的には「机をくっつけてグループを作ってはいけない」との制限が82.3%の生徒に適用されています。共に食べる楽しみが減るという意見も多く、改善を求める声も上がっています。
給食メニューへの要望
さらに最近のアンケートでは、給食として復活してほしいメニューへの要望も多く寄せられました。特に「アイスクリーム」や「ケーキ」などのデザート系や「カルボナーラ」といった洋食メニューの嗜好が高まっています。和食方面では「寿司」が人気であることも見逃せません。
このように、給食への好みや意見は年齢や学校によって異なりますが、共通して「おいしい食事」を楽しむことが、子どもたちにとって重要な要素であることは確かです。今後も給食がより楽しいものになることを期待しています。