近年、人気を博している『歌ってみた』の文化。しかし歌声を美しく仕上げるためには、単に録音した音源をMIX師に送るだけでは不十分です。そこで登場するのが、音楽の専門メディア事業を展開する株式会社リットーミュージックから2026年2月20日に発売される『歌ってみたボーカル編集バイブル 〜初心者歌い手とMIX師のための実践テクニック』です。本書は、ただのノウハウを超え、プロの技術を駆使して音源のクオリティを劇的に向上させることを目的としています。
編集の重要性
自宅でレコーディングできる技術が普及した一方、多くの歌い手が音質に関する悩みを抱えています。どうすれば自分の声をより良く仕上げられるかを、ノイズ除去やピッチ補正を試みたいがその方法が分からないという声が多く聞かれます。そのため、本書では歌い手が直面する「ボーカル編集」の壁を取り除くための実践的なテクニックを紹介しています。
プロが使うツール
著者である小泉こいた。貴裕氏は、一般社団法人 日本歌ってみたMIX師協会の創立メンバーであり、レコーディングエンジニア、プロデューサーとして活躍しています。本書では、広く使われている「iZotope RX」と「Celemony Melodyne」を利用したボーカル編集の方法を詳述します。これらのツールを使うことで、あなたの録音データを整え、拍子やピッチを調整することが可能になります。結果として、あなたの楽曲はワンランク上のものに仕上がるでしょう。
3つのステップ
本書は3つのステップに沿って構成されています。それぞれのステップでは、具体的な操作方法を中心に解説されています。
1.
ファイル作成の作法
MIX師とのスムーズな連携を可能にするために、ファイルフォーマットの変換やトラックの整理について説明します。
2.
クリーンナップの技術
「iZotope RX」といったツールを活用し、リップノイズやエコーを徹底的に取り除く方法を伝授します。
3.
ピッチ・タイミング補正
「Celemony Melodyne」を用いて、音程やリズムをプロレベルで整えるテクニックを具体的に紹介。表現力を損なうことなく、歌声を美しく仕上げていきます。
前作の続編
本書は好評を得ている『歌ってみた制作バイブル』の続編として、さらに進化した内容となります。表紙イラストは人気イラストレーターのナナメ氏が手掛け、美しいビジュアルでも魅了します。
この新たなバイブルは、音楽制作に真剣に取り組む歌い手や、ボーカル編集のスキルを高めたいMIX師にとって、必須の一冊となることでしょう。自宅での録音と編集を改善し、より多くの人々に感動を与えることができる音楽を創造する手助けをする、その実践的なテクニックが本書には詰まっています。興味のある方はぜひチェックしてください!
書誌情報
- - 書名:歌ってみたボーカル編集バイブル 〜初心者歌い手とMIX師のための実践テクニック
- - 著者:小泉こいた。貴裕
- - 価格:2,420円(本体2,200円+税10%)
- - 発売日:2026年2月20日
- - ISBN:978-4-8456-4355-4
- - 出版社:リットーミュージック
- - 詳細情報:こちら
音楽制作や「歌ってみた」に関心のある方々にとって、本書はまさに待望の一冊と言えるでしょう。手に取ることで、新たな創作の扉が開くはずです。