富士フイルム、SaaS管理を自動化する新サービス提供開始
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、2023年7月13日より、中堅・中小企業向けの新しいITサポートサービス「IT Expert Services SaaS管理」を発表しました。このサービスは、増加するクラウドサービスの利用状況を効率的に管理し、アカウントの自動化を図ることを目的としています。
企業のIT環境の現状
近年、業務システムのクラウド化が進む中で、企業は多様なSaaS(Software as a Service)を利用するようになりました。しかし、その急速な普及により、企業内のIT環境は一段と複雑化しています。特に、中小企業ではIT人材が不足している場合が多く、運用負担も増しています。このため、SaaS利用状況やアカウント管理が適切に行われないケースが増えており、その結果、未削除の退職者アカウントや過剰な権限付与といった問題が生じています。これらの管理不備は、不正アクセスや情報漏えいリスクを高める要因となり、企業に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
SaaS管理サービスの特徴
「IT Expert Services SaaS管理」では、企業が利用しているSaaSと各従業員へのアカウント状況を一元管理します。以下のような機能が備わっています。
1.
SaaSの利用状況の一元管理: 企業内のアカウント情報をAPI連携を通じて取得し、従業員がどのSaaSを利用しているのかを可視化します。特に、不明なアカウント(シャドーアカウント)を検出する機能も搭載しています。
2.
SaaS管理の自動化: 従業員の入退社や異動に伴うアカウントの新規発行や権限変更、削除を自動で行えるため、業務の効率化が図れます。これはライセンスコストの最適化にも寄与します。
3.
セキュリティーリスクの検知: 不明なアカウントや企業で許可されていないSaaS利用の検出が可能です。これにより、潜在的なセキュリティーリスクの把握と、適切な対策が施せます。
このサービスは、フリー株式会社が提供する「freee IT管理」を基盤にしており、導入時の環境設定や導入後のSaaSの追加設定などもリモートで支援します。また、セキュリティー強化には多要素認証やシングルサインオンの導入があり、これにより企業内のID管理業務の負担も軽減されます。
企業のテーマと目指す未来
富士フイルムビジネスイノベーションは、「何も起こらない、何も心配がない、オフィス環境へ」というテーマのもと、IT機器の運用・管理とセキュリティー対策を通じて、企業が安心して働ける環境作りを支援しています。持続的な事業運営の支えとなることを目指しており、顧客と共に成長していく姿勢を持っています。
詳細情報や提供価格、サービス内容については富士フイルムの公式ページをご覧ください。