医療政策に患者の声を反映!新プラットフォームが誕生
株式会社カスタメディアは、特定非営利活動法人日本医療政策機構と連携し、医療政策への患者や当事者の参画を促進するプラットフォーム「みんなの患者・当事者参画プラットフォーム(J-PEP)」をリリースしました。このサービスは、患者や当事者の生の経験を医療政策形成の過程に活かすためのサイトです。
医療を「受ける」のではなく「共に作る」
従来、医療は一方的に受けるものでしたが、近年では患者やその家族、支援者が医療の質向上に積極的に関わることが求められています。これを「患者・当事者参画」と呼び、疾患を持つ本人たちの経験を医療政策や福祉といった改革に反映させることが狙いです。この動きは、障がい者運動から派生し、「私たちを抜きに私たちのことを決めないで」という理念が根底にあります。
参画プラットフォーム「J-PEP」の詳細
「みんなの患者・当事者参画プラットフォーム」は、患者と医療従事者、研究者などが協働し、ニーズに合った医療を実現するための交流の場を提供します。このプラットフォームを通じて、次のことが可能になります:
1.
参画機会の情報収集
行政会議のメンバーやパブリックコメントの公募など、さまざまな参画機会の情報を集約し、簡単に検索できるようになっています。この仕組みにより、情報にアクセスしやすくなり、プッシュ通知で新着情報を逃さずキャッチできます。
2.
メッセージ交流
他の患者・当事者とダイレクトにメッセージをやりとりできる機能があり、交流イベントにも参加可能です。直接会って話すことでより深い理解が得られます。
3.
スキル向上のための研修
多角的に参画を希望する方のために、必要なスキルを磨くための研修情報を提供。研修を受けた際の履歴も管理でき、自らの成長を見える化することができます。
4.
プロフィールの発信
自分の関心や地域、研修受講歴などをプロフィールに登録でき、他の参画者とつながるきっかけを作ります。
患者参画の未来
このプラットフォームは、患者や当事者の経験を政策形成に結びつけることを目指しています。医療の質を高めるためには、さまざまな立場の人々とともに医療を作ることが重要です。そのため、患者や当事者を中心とした交流ハブを築き、より良い医療の実現を目指します。これにより、積極的な参加が促進され、社会全体がより健全な方向へと進むことが期待されます。
株式会社カスタメディアについて
株式会社カスタメディアは、大阪府に本社を置き、新しいデジタルプラットフォームの構築を得意とする企業です。シェアリングエコノミーやマッチングサービスなど、数々の新規事業を立ち上げており、700件以上のサービスの実績があります。迅速かつ低コストでのサイト構築を通じて、企業の新規事業への挑戦を支援することをミッションとしています。今後、同社の取り組みがどのように社会に変化をもたらすのか、目が離せません。