ダイバーシティ経営の先駆者・佐々木かをりの哲学と挑戦

ダイバーシティ経営のフロントランナーとして知られる佐々木かをりさんが、InterFMの番組に2週連続でゲスト出演し、彼女の人生哲学とダイバーシティの未来について語りました。この一連の放送は、彼女が果たしてきた役割や、ダイバーシティ経営が日本企業にとってどれほど重要であるかを簡単に理解できる内容となっています。

経済キャスターと投資家の視点

番組「Investor's Sunday」は、経済キャスターの江連裕子さんと元ゴールドマン・サックス証券の村山利栄さんがMCを務め、毎回多様なゲストとともに鋭い経営トークを展開する番組です。5月には佐々木かをりがゲストとして登場し、ダイバーシティ経営について深く掘り下げる内容が話し合われました。

村山さんは、佐々木さんがダイバーシティの重要性を早くから認識し、研究・発信してきたことを強調しました。「今では多くのエキスパートがおりますが、彼女は紛れもないフロントランナーです」と評価しています。

起業家としての足跡

佐々木かをりさんの人生は、常に挑戦の連続でした。高校時代から働き始め、親からの経済的な支援を受けずに大学へ進学。彼女は20代で起業し、自らの手で多くの人々に影響を与える活動を行ってきました。彼女が提唱する「ダイバーシティインデックス」は、企業のダイバーシティと企業価値との関係を数値化する技術であり、この取り組みは特に上場企業に提供されています。

「このプログラムに参加することで、社員の行動変化を促し、他社との比較も可能となります」と彼女は説明しています。次回の「ダイバーシティインデックス」は、8月と9月に全国一斉で導入予定です。ダイバーシティの課題を持つ企業は、ぜひともこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

国際女性ビジネス会議の驚愕

5月11日には、7月13日に開催される「第30回国際女性ビジネス会議」についての話が展開されました。この会議は1996年に始まり、国内最大級のダイバーシティカンファレンスとして知られています。佐々木かをりはこのイベントの総合プロデューサーとして抜擢され、企画・キャスティング・演出を一手に担っています。

「朝10時から始まり、10時間帰らない参加者がいるほどの濃密な内容です。ある企業の社長は、最初は30分の予定で来ていたのに、感動してそのまま参加し続けたと聞いています」と村山さんが語るように、参加者が心からダイバーシティを体感できる場を提供しています！

この会議は、参加者がただ話を聞くだけではなく、実際に体感することの重要性を掲げ、企業経営がどう変わるかに焦点を当てています。「今年も必ず参加したいです！」と村山さんが興奮気味に語る姿からも、その魅力が伝わってきます。