音楽で支援する
2024-04-13 10:00:01

音楽で繋がる希望の輪 能登半島地震支援ソング制作プロジェクト

音楽で繋がる希望の輪



2024年1月に発生した能登半島地震を受け、音楽を通じて被災地を応援する新たなプロジェクトが立ち上がりました。米米CLUBのメンバーであり、豊富な音楽活動を行う金子隆博さんが音楽プロデュースを担当し、クリエイティブユニットPALのメンバーが集結して、支援ソング「明日という名の種をまこう」を制作します。この楽曲は、被災地に向けて新たな希望を届けるためのものです。

Flower's YELLとのコラボレーション



このプロジェクトは、東日本大震災の際に花師の藤川靖彦さんが立ち上げた「Flower's YELL」との協力のもとに実施されます。藤川さんの活動は、被災地に大量のバラを届け、その花の力で町を元気づけることを目的として始まりました。現在も彼は、毎年3月11日に被災地を訪れ、追悼の作品を地域の人々と共に制作するなど、活動を続けています。

多彩なメンバーが集結



「クリエイティブユニットPAL」は、藤川さんによって2016年に設立され、様々なジャンルで活動するアーティストを中心に約80名のメンバーが参加しています。音楽家や画家、俳優、スポーツ選手など多様なプロフェッショナルが集まり、今回はその中から20名以上のアーティストが支援ソングに参加予定です。これには、オルケスタ・デ・ラ・ルスのNORAさん、シンガーソングライターの白井貴子さん、アンダーグラフの真戸原直人さんなどが含まれます。

プロジェクトの目的と展望



制作される楽曲「明日という名の種をまこう」は、被災者たちにエールを送ることを目的としています。特に、楽曲の収益や寄付金は、被災地の学校や幼稚園、保育園に花の種を寄贈するために使われます。子供たちと共に花を育て、地域に彩りを取り戻す活動として展開されます。このように、音楽と花を組み合わせることで、被災地に笑顔と希望をもたらすことを目指しています。

クラウドファンディングでの支援募集



プロジェクトを進めるにあたっては、クラウドファンディングを通じて制作費用を募ります。具体的には、楽曲制作やCDプレス、イベント開催にかかる経費などが含まれます。クラウドファンディングのリターンとして、楽曲のオリジナルCDやデザインTシャツ、さらには参加アーティストとの記念撮影などが用意されています。

完成披露セレモニーの詳細



楽曲の完成披露は、2024年5月25日に東京都日本橋で行われるイベント「TOKYO FLOWER CARPET 2024」の中でおこなわれます。このイベントでは、海外からのアーティストや市民が参加して花のアートを創作する市民アートイベントも開催され、名誉総裁には寬仁親王妃信子殿下が就任しています。

最後に



今回のプロジェクトのきっかけとなったのは、被災地の小学生からの心打つ手紙でした。この手紙が、暗闇の中で希望の光を求める声を届けるものであることを感じた多くのアーティストが今回の活動に参加しています。人々が声をひとつにすることで、被災地への応援がより力強いものとなることを期待しています。

ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

会社情報

会社名
一般社団法人花絵文化協会
住所
赤堤3-3-4
電話番号
03-5355-5388

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。