九州歯科大学のビジョン
2025-04-01 12:21:19

九州歯科大学が未来を見据えた「長期ビジョン2035」を策定

九九州歯科大学が「長期ビジョン2035」を発表



公立大学法人 九州歯科大学(福岡県北九州市、理事長・学長:粟野 秀慈)は、2025年4月1日に「長期ビジョン2035」を策定したことを発表しました。このビジョンは、同大学が2035年に向けて掲げる目標を明確に示すもので、創立100周年を迎えた2014年に策定された「九州歯科大学憲章」に基づき、3つの基本理念を踏まえています。具体的には「歯科医療人の育成」「地域医療の中核的役割」「歯科医学の研究推進」といった理念を一貫させることが狙いです。

長期ビジョンは、教育、研究、診療、社会連携・国際連携、法人運営の5つの分野から構成されており、それぞれに明確な目標が設定されています。これを基にして中期目標や中期計画を立て、アクションプランを通じて実行していく方針です。大学内で学び合うすべてのメンバーがこのビジョンを共有し、具体的な取り組みを進めることで、持続可能な未来を切り開くことを目的としています。

5つの重点領域



1. 教育: 九州歯科大学は、日本国内外の歯科医療を牽引する全人的な歯科医療人を育成することを目的としています。
2. 研究: 同大学は、アジアでもトップレベルの歯科医学研究を展開することで、国際的に評価される研究機関を目指します。
3. 診療: 附属病院の機能を充実させつつ、地域との連携を深め、高度な先進医療を提供する計画です。
4. 地域連携・国際連携: 地域や国際的なパートナーシップを強化し、歯科医学の発展に広く貢献する姿勢を持っています。
5. 法人運営: 持続可能な運営モデルを確立し、成長を支える基盤作りに注力します。

ビジョン策定の背景



この「長期ビジョン2035」の策定に際しては、1年間の議論を経て、将来影響を与える可能性のある中堅職員や若手教 staffが活発に意見を交わし、草案が作成されました。その後、大学全体の意見を取り入れつつ、このビジョンが仕上げられました。

昨年度からは第4期中期計画に基づき大学運営がスタートしていますが、「長期ビジョン2035」で示されたアクションプランはこの計画が反映されており、2030年からは第5期中期計画の基盤となります。これにより、変化の激しい社会の中でも、大学が向かうべき方向性を常に見失わず、必要に応じて計画の見直しを行うことを規定しています。

学長のコメント



粟野理事長・学長は、「長期ビジョン2035」は、大学を取り巻く環境の変化に対応しながら、持続的な発展と地域社会への貢献をどのように実現するかを示したものと述べています。また、教員が主体的に議論を行った意義も強調しました。

九州歯科大学について



九州歯科大学は、日本全国の歯科大学の中で唯一の公立大学で、「口腔医学の総合大学」としての教育と医療の役割を担っています。設立は1914年、プロフェッショナルな歯科医師の育成に取り組み、地域に密着した医療サービスを提供してきました。附属病院は長年地域医療に貢献し、多くの患者様に支えられています。

基本情報


  • - 学校名: 九州歯科大学
  • - 所在地: 福岡県北九州市小倉北区真鶴2丁目6番1号
  • - 学長: 粟野秀慈
  • - 設立年: 1914年
  • - 公式サイト: 九州歯科大学公式サイト

このように、九州歯科大学は長期的なビジョンを持って地域医療や国際的な歯科医療の発展に邁進する姿勢を見せています。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
公立大学法人九州歯科大学
住所
福岡県北九州市小倉北区真鶴二丁目6番1号
電話番号
093-582-1131

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